
少年の日 作詞:有川正沙子 作曲:西島三重子 編曲:井上鑑
西島三重子さんの曲には「少年の日の海 洲の崎へ」とか「少年の風」という似たタイトルの曲があって、検索するとこれらの曲は歌詞がウェブサイトにアップしてあるのですが、「少年の日」はみつけることができませんでした。
ただ主にテイチク時代の曲を集めたベスト盤「Spell~呪文~」(CD) には、幸いにも収録されています。YouTube ではこの曲単独のアップはみつけられませんでしたが、アルバム「Soft-i」(CDは未出版)は数多くアップされているので、以下にリンクを貼っておきます。
soft-i 全曲(睦月さん)
12:02より
こちら1
soft-i 全曲 (ryo9801さん)
12:02より
こちら2
soft-i 全曲(昭和レコードJUKEBOXさん)
11:59より
こちら3
有川さんは著名な作詞家で、多くのシンガーに詞を提供しています。
https://www.uta-net.com/lyricist/31567/
VGMdb(https://vgmdb.net/artist/19961)に写真があったので貼っておきます。参議院選挙に出馬したことがあるそうなので、ポスターを探しましたがみつかりませんでした。

曲はアカペラでゆったりとはじまり、はるかにつづいている葡萄棚という歌詞から、山梨県を思わせる情景描写が続きます。歌詞の肝は「来る夏ごと 遠く汽車に揺られ 母とふたり すごす高原の家」という一節で、情景描写から一気に母子の人生になだれ込みます。場所は私の印象では蓼科・小海線沿線かな。
毎年の夏、母と二人で別荘に来るというのは、裕福であると同時に、父親は仕事で忙しくて家族を顧みない人なのか、別宅で暮らしていて養育費をもらって生活しているという境遇をおもわせます。親戚の家に行くのではなく、友人を誘うのでもなく、毎年二人だけで別荘に行くのですから孤独感もただよっています。
この曲の影の主人公は母親で、諸事情があり難しい境遇の中でも娘を育てて恋をするまでの年齢になった。その安堵感とまもなく自分から離れていくという寂しさも感じられます。有川さんがそのような境遇を経験したのかもしれません。西島さんも父親が浮気して、その罰として蓼科に別荘を建てさせたというお話を著書に記しておられるので、シンパシーがあるのかもしれません。
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