カテゴリー「音楽(music)」の記事

2025年5月10日 (土)

フィルそして雨上がりの住吉

イソヒヨドリのベティが4月10日にオス(フィルと命名)をうちに連れてきて、翌日からしばらく姿を見せませんでしたが。5月6日にしばらくぶりでやってきました。ということは多分近所で抱卵して雛がかえったと思われます。そして5月10日にはフィルをみかけました。団地の自転車置き場で写真を撮らせてくれました。ベティとともに子育て中なのでしょうか。月末には子供を連れて遊びに来てくれるのでしょうか。それとも巣立った子供たちはすぐに遠くに行ってしまうのでしょうか。

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住吉に出かけました。地下鉄の出口にある美容室の看板が いいね! 評判の良い店らしい。

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住吉の猿江恩賜公園入口には薔薇が咲き誇っていました。私が好きなのはバラ色の薔薇です。品種は確認できませんでしたが、多分GDルイーズでしょうか。雨上がりで水滴が光っていました。

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それにしても多久和怜子氏のフルートはマニアックです。「管弦楽のためのラプソディ」では尺八風の音を出していました。ソアーレスさんの指揮はまるで糊がビシっと効いた真っ白なYシャツみたいで、ソリストの壺阪さんもラプソディー・イン・ブルーでそんな雰囲気の音を出していました。満場の拍手にこたえてのソリストアンコールは、デサフィナード(アントニオ・カルロス・ジョビン)。「新世界より」も清新で折り目正しく、かつ細部はやわらかい音楽をやっていました。シティフィルは大健闘、客席の興奮もすごかったです。

ビート・タケシが「これからの日本は何で飯を食っていくのか」と嘆いていましたが、音楽の実力は十分なので、あとは政府が世界に売り出すためにどんな手助けができるかにかかっています。

 

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2025年5月 5日 (月)

World music collection 26: Sohma Hiroko

Cd

CDs of Sohma Hiroko

Sohma Hiroko is a female singer of Japan born 1970 at Nagoya. She has published 12 albums. Among them, "Eve" and "Adam" are self-cover specials arranged acoustically and I recommend for you. Though they were published 2007 and 2006, uploaded to YouTube just recently.

She was deeply affected by the music of Mary Black and she visited Ireland in her young days and met her. Based on it, she constructed her original music.

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夕なぎ Yu-nagi means evening calm (in Adam)
https://www.youtube.com/watch?v=wNj65ADmiuQ 

An old photograph, put between the sheets of the address note, slipped off to the sand of the beech, that reminds me of my old boy friend and young days. Soon it gave me a shock while everything around me is not changed and calm. I pick up the photograph and sand off. I wait for a bus at the seaside bus stop in the evening calm, while I do not know when it comes.

The song starts by vocal and guitar, but soon an oboe joins impressively. I love this arrangement very much.

この曲を聴くと、学生の頃三浦半島の油壷に行くために引橋のバス停でぼーっと何時間もバスを待っていたことを思い出します。マリンパークが消滅して、油壷は寂しい場所になっているのでしょうね。

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リフレイン Refrain (in Adam)
https://www.youtube.com/watch?v=TGBLz1-0-Hs 

A pure and sincere love song.

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愛が教えてくれたもの  The love left me something reliable (in Adam)
https://www.youtube.com/watch?v=zSYLdTygb1k 

This is the garden that I played in my childhood. Now the house disappeared and it changed to the field of dandelion. The things and people I loved have disappeared now. But the love left me something reliable.

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永遠を探しに To explore the eternity (in Eve)
https://www.youtube.com/watch?v=Aj-YuUv53DE 

Let's jump out the home town, and aim for the horizon.

Live performance
https://www.youtube.com/watch?v=H4C4g_JIPOM 

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風の祭日 The day of wind festival
https://www.youtube.com/watch?v=8mqBGnRXLTM&list=PL_JPyZ1-dS7MwoXgbZpe12Py3ShxnP6cP 

You may become aware of the irish taste easily.

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Lion in the zoo
https://www.youtube.com/watch?v=efurnDrGkEI 

Zoo means the established society.

I love this music and lyrics.

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Live performances

The place where the sky encounters with the sea.
https://www.youtube.com/watch?v=4YHg_tjdWmM&t=401s 

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https://www.youtube.com/watch?v=uKXaHf4dEHg 

The sky of Tokyo
https://www.youtube.com/watch?v=Bfj7TvrOkKw 

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Promotion video

https://www.youtube.com/watch?v=64w74hRE2dw

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HP:

http://www.hirokosohma.com/

Her picture (Hiroko is also a painter) .

She loves cats (me too💕).

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2025年5月 2日 (金)

豪雨の南青山

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南青山曼荼羅・西島三重子ライブに行ってきました。青山通りと外苑西通りの交差点あたりは外資系の会社がいっぱいで、ここが日本かと思います。みーちゃんは昨年十二月に生死をさまようような交通事故にあって、なんとドクターヘリで病院に運ばれたそうです。すっかり回復し、お元気そうで何よりでした。

なんと今回は3曲も初めての曲がありました。古い曲ですがライブでは今までやったことがなかったみたいです。

セルフカバー曲

あざやかな微笑(石川ひとみ)
https://www.youtube.com/watch?v=_S7nODjPRVE 

風の中のさよなら(桜田淳子)
https://www.youtube.com/watch?v=a92HOv6B-go 

オリジナル曲

ムーン・リバー(西島三重子)

石川ひとみさんのために作曲した曲としては「にわか雨」がお気に入りだそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=IioJr7LqKVg

今年もまたバースデイライブ(8月17日)は開催されるようです。

今日は来場者に自家製はがきのプレゼントがありました ↓。 

有難うございます。

西島家のアビ子ちゃんはネズミの死体をプレゼントしてくれるそうです(爆)。

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最後に曼荼羅では曼荼羅弁当(名物)とカレーライスがメニューから消えていました。コメはあきらめたようです。政治のミスはこんなところにも影響を及ぼしています。

 

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2025年4月29日 (火)

ジャクリーヌ・デュプレが満開

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ちょっと早いでかもですが、バラの季節です
(地球温暖化のせいか?)
うちのジャクリーヌ・デュプレも開花しました
この品種の名は、往年の名チェリストにちなんで名付けられました
彼女は多発性硬化症を発症し、短い人生を終えた不運の天才です

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ジャクリーヌ・デュプレのトゲはすごいです(矢印)

怨念なのでしょうか?

ジャクリーヌ・デュプレ(チェロ)
ドヴォルザークのチェロ協奏曲の名演奏
後に離婚する夫ダニエル・バレンボイム指揮ロンドン交響楽団と共に
https://www.youtube.com/watch?v=U_yxtaeFuEQ&t=1245s 

映画も制作されました
「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」
https://filmarks.com/movies/26759 

 

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2025年4月19日 (土)

まきちゃんぐ 本と音楽

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今日は神保町ブックセンター(岩波書店)の企画で、ライブセレクト「本と音楽」vol.3として、まきちゃんぐさんのお話と音楽を楽しむ会が開催されました。

神保町ブックセンターは飲食店と図書館が合体したような場所で、こんな場所で時間が過ごせる近隣の方々がうらやましくなるような素晴らしい空間です。

このお店の奥にライヴができるスペースがあって、ライブハウスにはないような座り心地の良い椅子で、音響も文句なく、大変リラックスして楽しめる会場でした。読書家であるちゃんぐさんの本に関する蘊蓄を拝聴しながらのライブ、なかなかない経験でした。

セットリストはすべて覚えているわけではありませんが、少なくとも下記の曲は歌いました。日本一のソウルシンガーであるまきちゃんぐさんは絶好調でした。ただ「愛が消えないように」は歌と演奏のキーがずれる感じで最後にやりなおしましたが、これがけがの功名といいますか本日最高のパフォーマンスで圧倒的でした。

さなぎ

木造アパート

名前

2020

鋼の心

ハニー

愛が消えないように

私のサイトに YouTube へのリンクがあります
https://morph.way-nifty.com/grey/2023/11/post-6f6350.html 

まきちゃんぐオフィシャル
https://x.com/makichang_info 

 

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2025年4月17日 (木)

素晴らしいCDジャケット

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マッケラスさんは米国生まれですが、子供のころからオーストラリアに住み、シドニー交響楽団のオーボエ奏者を務めていたそうです。指揮者としての活躍は主として英国で、特にスコティッシュ室内管弦楽団とのモーツァルト録音や、ヤナーチェクのオペラの録音で著名な方です。2010年に亡くなっています。

この霧の中で光が差し込む墓地のジャケットは、なんとも素晴らしいタイミングで撮影されたものと思います。モーツァルトのレクイエムにどんぴしゃの映像、そして演奏も清潔で引き締まった集中力の高い名演だと思います。

Mozart - Requiem K.626 (Mackerras) 2002
https://www.youtube.com/watch?v=Pl4oZg1J4xs

YouTube にも多く演奏がアップされていますが、ロンドンフィルを指揮したときはソフトな感じになるのがちょっと彼らしくない感じがします。

モーツァルト 交響曲第38番第1楽章 マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団
https://www.youtube.com/watch?v=iA_zRbA2LQI 

モーツァルト 交響曲第40番第4楽章 マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団
https://www.youtube.com/watch?v=JGO3Hr3_00M 

モーツァルト 交響曲第41番第1楽章 マッケラス指揮スコットランド室内管弦楽団
https://www.youtube.com/watch?v=1afrf5HaFLc 

JBL K2 S5500 + UT505 with SANSUI B-2102 MOS VINTAGE - モーツァルト 交響曲第25番 第1楽章 / チャールズ・マッケラス
https://www.youtube.com/watch?v=GEXGESkQl4I 

アマゾンで見ると、同じ曲のCDはありましたがジャケットが変わっているようでした。

 

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2025年4月 9日 (水)

World music collection 25: Tommy feburuary6 (Kawase Tomoko)

川瀬智子が思い出したように動画をリニューアルしてウェブにアップしたら、大変な人気になっているそうです。私は The brilliant green 時代から favorite だったので、ようやく世界に認められるような world wide な人気者になったんだと大納得です。

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Tommy feburuary6 以外に Tommy heavenly6 というプロジェクトもやっていますが、こちらの方は個人的に好みではないので下記にはありません。

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Tommy feburuary6

Bloomin’!
https://www.youtube.com/watch?v=u14KDsYeSxk 

?KISS? ONE MORE TIME
https://www.youtube.com/watch?v=LAwg7-vYYfE 

MaGic in youR Eyes
https://www.youtube.com/watch?v=y2R3do1J4jY 

EVERYDAY AT THE BUS STOP
https://www.youtube.com/watch?v=xY5yazcNpCI 

Love is forever
https://www.youtube.com/watch?v=QszNwa2DOYw 

je t'aime ★ je t'aime
https://www.youtube.com/watch?v=I4JrXQrvidw 

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the brilliant green -

(Previously she was a member of a band "The brilliant green")

Hello Another Way -それぞれの場所-
https://www.youtube.com/watch?v=uLvfxh7YZys 

There will be love there -愛のある場所-(SUPER TERRA2000)
https://www.youtube.com/watch?v=JHmP1rQ3eqY 

angel song -イヴの鐘-
https://www.youtube.com/watch?v=moAX32HsMy8 

長いため息のように
https://www.youtube.com/watch?v=5CAutqKGnM4 

Forever to me ~終わりなき悲しみ~
https://www.youtube.com/watch?v=T0JcS5uPJEo 

 

 

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2025年3月27日 (木)

Walk down the memory lane 16: Mina

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ミーナは私を客観的に見ることは無かったと思います。それは猫としてはとてもめずらしいことでしょう。犬に近い関係かもしれませんが、ミーナは私の部下という感覚はないのでそれもちょっと違うかもしれません。多分ミーナにとって私は母親だったのでしょう。

昔イタリアにミーナというシンガーがいました。ご存じの方は少ないかもしれませんが、ウィキペディアを引用すると・・・日本では森山加代子、ザ・ピーナッツらによって「Tintarella di luna」が「月影のナポリ」として、弘田三枝子、伊東ゆかり、ザ・ピーナッツ、矢沢永吉、桑田佳祐らにより「Un Buco Nella Sabbia」が「砂に消えた涙」として、園まり、コレット・テンピア楽団らにより「Eclisse Twist」が「太陽はひとりぼっち」としてカヴァーされている・・・ということで、それぞれの日本歌手のファンの方はご存じかもしれません。1940年生まれで存命だそうです。日本語で歌っている曲も聴いたことがあります。

当時 イタリアのサンレモ音楽祭は日本でも盛り上がっていて、たくさんのヒット曲を生みました。米国や日本のシンガーも多数参加していました。

Nessuno (英語では none という意味) 日本語にはない言葉
https://www.youtube.com/watch?v=4nHEqcRjVm8 

Amor mio 私の愛
https://www.youtube.com/watch?v=26AL1MimpsE 

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Tintarella Di Luna 月影のナポリ

オリジナル
https://www.youtube.com/watch?v=ccK1FifbczE 

森山加代子
https://www.youtube.com/watch?v=iWH6PCE02S8 

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Un Buco Nella Sabbia 砂に消えた涙

オリジナル
https://www.youtube.com/watch?v=3MqjsF6VRvk 

弘田三枝子
https://www.youtube.com/watch?v=BspPgnu39bk 

竹内まりや & 南こうせつ
https://www.youtube.com/watch?v=w9PXoBS-R10 

na Relo
https://www.youtube.com/watch?v=W37E-sR6JME

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wikipedia: ミーナ・マッツィーニ

こちら

 

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2025年3月24日 (月)

Walk down the memory lane 15: サイモンとガーファンクル 「水曜の朝、午前3時」

Sg

Simon and Garfunkel
Wednesday Morning 3 AM (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=PHiDVTk_8FY
https://www.youtube.com/watch?v=Mx-DPwKHbJw 

日本語訳

https://www.youtube.com/watch?v=A8cKMMpaQwM

サイモンとガーファンクルは1964~1970年に活躍したデュオですが、現在でもとても大勢の方々がカバーして Youtube などにアップしています。「Wednesday Morning 3 AM」は彼らのデビュー曲ですが、多くの人に愛されているとはいえ、サウンドオブサイレンス、明日にかける橋などにくらべると、それほど有名ではありません。なにしろさっき強盗してきた男の歌ですから。

サイモンとガーファンクルはやわらかくソフィスティケートされた美しいハーモニーで歌っていますが、ワイルドなブルーグラス風のアレンジで歌っている人たちもいて、歌詞の内容からしてそれもありだなと思います。

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ふたりで

Wednesday Morning, 3 A.M. 
Erik Benjaminsson
https://www.youtube.com/watch?v=z3fB5pmS8QQ 

Wednesday Morning, 3 A.M.
Bookends Minack Theatre
https://www.youtube.com/watch?v=oC07huLOpJY

Wednesday Morning, 3 A.M.
Moon Rambler & Johnny Parker
https://www.youtube.com/watch?v=orMXpL5Yjc4

Wednesday Morning, 3 A.M.
Agnes Eriksson Felicia Bellstrom
https://www.youtube.com/watch?v=dGv5oYYgpVs

Wednesday Morning, 3 A.M.
Jake and Dana Rohlfs
https://www.youtube.com/watch?v=lJak0I3l5S4

Wednesday Morning, 3 A.M.
Charlie Miller and Haley Seda
https://www.youtube.com/watch?v=pRwezV0xaXU

Wednesday Morning, 3 A.M.
Amelia Street
https://www.youtube.com/watch?v=4vt6J6lekJE

Wednesday Morning, 3 A.M.
Casey Wickstrom and Taylor Rae
https://www.youtube.com/watch?v=tQQ1y7A_Scg

Wednesday Morning, 3 A.M.
Anabela and Pedro Flynn
https://www.youtube.com/watch?v=RVBvolFt48A

Wednesday Morning, 3 A.M.
checkpoint:soul
https://www.youtube.com/watch?v=R_TALA62ha8

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ひとり二役

Wednesday Morning, 3 A.M.
Laura Currie
https://www.youtube.com/watch?v=MEzN9EVZypQ

Wednesday Morning, 3 A.M.
Jon Michael Swift
https://www.youtube.com/watch?v=sSZmYpvXFfA

Wednesday Morning, 3 A.M.
Yan Yansen
https://www.youtube.com/watch?v=N6P4yFcJRUc

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ひとりで

Wednesday Morning, 3 A.M.
Ivo Penders
https://www.youtube.com/watch?v=ogBimw4J8LM

Wednesday Morning, 3 A.M. *
an imaginary boy
https://www.youtube.com/watch?v=NgssQI4uEeg 

Wednesday Morning, 3 A.M.
Andrew Poirier
https://www.youtube.com/watch?v=81stlI7nM5k

Wednesday Morning, 3 A.M.
Scott Penick
https://www.youtube.com/watch?v=_WFc2aHcXJo

*I think it's nice

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Extra

April come she will 
Clémentine Dubost
https://www.youtube.com/watch?v=65e4ar1Rgtc 

April come she will
Chris Ulep
https://www.youtube.com/watch?v=c8dx4eLEc54

Kathy's song (Paul Simon)
Clémentine Dubost
https://www.youtube.com/watch?v=ONnpqVV1qc4 

 

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2025年3月20日 (木)

東京シティフィル演奏会(指揮高関xソリスト阪田)@ティアラ江東 

東京シティフィルはリハーサルを一部開放しているので、雷鳴と雪のなか昨日出かけた人もおられたそうで、彼らは本物のファンだと思います。本日は穏やかな天気で、久しぶりの住吉駅はA4のエスカレーターもピカピカの新品となって復活していてうれしい。途中に草野球場があって、そこのベンチでおにぎりを食べていると、カラスが一生懸命鳩を追っ払っていました、鳩は数が多いのでうざいのだと思います。お疲れさんと声をかけてティアラへ。

会場は今日も★完売★で盛り上がっています。

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高関さんはプレトークでベートーヴェン「皇帝協奏曲」は幸福感が肝だというお話をされて、まあそういわれるとソリストの名人阪田も心得ましたということで、そういう音楽をサラっとできてしまうのが名人たる所以です。特に第2楽章など柔らかいタッチでマシュマロみたいな演奏を聴かせてくれました。そしてさらにフルートの多久和さんが実に柔らかい音色でサポート。フルートでこんな音が出せるんだと驚きました。万雷の拍手で阪田さんのソリストアンコールもあり(ラフマニノフ)。

休憩後のくるみ割り人形がこれまた素晴らしい演奏。マエストロ高関の秘密のひとつはリズム感覚だと思います。たとえば「花のワルツ」で彼の手はぐるぐると円運動をするんです。これはブンチャッチャにならないように配慮しているのだと思います。チェレスタやハープも含めて、すべての楽器が生き生きと音を出していて大変感動しました。

終演後、外に出るとオケトラが待機していました。

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>斎藤健太君 奥様のお顔が欠けている写真をXにアップしてはいけません

 

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