カテゴリー「健康(health)」の記事

2025年7月30日 (水)

喉元過ぎれば熱さを忘れる

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福島第一原発の事故が起こったのは2011年ですからもう14年を経過しました。まだデブリを取り出す作業にはとりかかっていません。今までに取り出せた量は1g以下で、それをサンプルとして取り出す方法を検討中です。TEPCOのロードマップによれば、取り出しは2036年以降も続くことになっています(!)。嘘だと思うなら下のテプコ資料を「燃料デブリ取り出し-今後の主要な作業プロセス(4/5)」までスクロールしてみてください。まあ永遠に続くのでしょう。

要するに本当に取り出せるかどうかもわかっていません。これまでは原発はできるだけ少なくしていこうという政府の方針でしたが、これが転換されて原発を積極的に使おうということになりました。国民民主党や維新は原発利用に積極的ですから、自公が少数になってもこれは実行されるでしょう。

昨日カムチャッカで巨大地震が発生しましたが、南海・東南海でもいつ巨大地震が発生しても不思議ではありません。これでよく古い原発をずるずる延長利用しようという気になりますねえ。新設機も巨大地震に対応できるかどうか怪しいものです。そしていったん事故が起こると国家存亡の危機におちいり、事故処理も事実上できないのです。会社経営者や労組は結局自分の会社がより大きな利益を上げたいということしか考えていないので、それらのエージェントである政党もその集合体として活動しているだけなのです。だから経団連や連合から政治資金をもらうのがダメなのでしょう。

現在も東京が存在するのは、あの時4号機の使用済み核燃料プールに偶然水が流れ込んでいたという僥倖のおかげです。空焚きになっていたら、今でも東京は人が住めない場所になっていたでしょう。もちろん私が現在住んでいる千葉もです。

菅直人や枝野幸男はさすがに当事者だっただけに(菅直人は関東にもう人は住めない。皆さんの無事を祈るというある種政府の遺書まで用意していました)、大きい政党のなかでは立憲民主党だけが原発には消極的ですが、他党に押し切られてしまうでしょう。これを防ぐには党がつぶれるのをおそれずに自公と連立政権をつくるしかありませんが、その度胸も覚悟も野田佳彦にはないでしょう。原発以外のエネルギーを真剣に開発しよう、そのことに政治生命をかけようという政治家が出てきてほしいと思います。

資料

写真はウィキペディアより

TEPCO 廃炉中長期実行プラン2025
こちら1

FoE Japan 各党マニフェストを比較してみました
こちら2

朝日新聞論説委員 村山 知博 それでも脱原発をめざすべき三つの理由
こちら3



 

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2025年7月 2日 (水)

海水温が上昇すると原発は使えなくなる

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(原発 シュテファン・キューン氏撮影-ウィキペディア)

欧州では熱波のため海水温が上昇し、原発の冷却不良で出力をカットし始めたそうです。
玉木雄一郎氏は原発を増やしたいそうですが、考え直した方が良いと思います。

現在:

France Cuts Nuclear Output Amid Mediterranean Heatwave ? Water 5°C Above Normal
こちら


過去:

アングル:北欧の原発にも熱波影響、海水温上昇で一時停止も
https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN1KN0ZJ/

温暖化で使えなくなる? 原発
https://www.ccnejapan.com/documents/2019/20190320_CCNE_1-2.pdf

猛暑で米国の原発停止 海水温上昇、冷却に使えず(福島民報)
https://rief-jp.org/ct10/15376

1993年に冷夏によるコメ不足でタイ米を食べた記憶がありますが、今年はこんな猛暑でコメができるんだろうか・・・備蓄米も使ってしまった日本は大丈夫なんだろうかと心配になります。

そもそも備蓄米を放出したといっても、見たこともない人も多いのではないでしょうか。ということはいざコメが本格的に足りないということになったときに、みんなにゆきわたることなどありえないことが明らかになりました。備蓄量が全然足りないのです。その足りない量の備蓄も使ってしまって、またコメ不足になったらどうするのでしょう? カリフォルニアから輸入しても今年の有様をみると、なかなかみんなに行き渡るところまではいかないのではないかと強く危惧されます。

 

 

 

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2025年6月29日 (日)

印旛日本医大

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印旛日本医大駅は写真のような三角屋根の展望台がある素晴らしいデザインの駅です。こんな駅は北総線には他にはありません。近隣には大きな工場や会社施設がいくつかあって、駅前にホテルもありますが、住宅はそれほど多くありません。ですから千葉ニュータウン中央駅や印西牧の原駅周辺に比べると、とても緑の濃い雰囲気が素晴らしいところです。5月にうちの団地を2~3日で通り過ぎて行ったイワツバメたちが、この駅周辺を乱舞するのがみられます。ここで繁殖しているのです。

最近ここで始発を待つ機会がありました。なんと平日も土日も始発は5時17分です。その20分前まで駅のシャッターが開きません。日の出からしばらくの間シャッターの前で待つことになりました。そしてシャッターがようやく開いたとき、最初に駅に入ったのは私ではなくイワツバメでした。イワツバメが駅の構内を乱舞しています。千葉ニュータウン中央駅のファミマは5時開店ですが、ここは6時でのんびりしています。

駅のパネルは印旛日本医大(松虫姫)となっています。これも何か牧歌的な雰囲気があります。

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この駅の周りにはわざわざほかの駅から買い物に来るような店はないので、近隣駅の住民が来るのは大学病院に用があるときくらいです。大学にはヘリポートも備えた立派な救命救急センターがありますが、なんと救急車は印西牧の原に1台、千葉ニュータウン中央に1台、白井に1台と駅間が4kmくらいあるような広大な地域で人口密集地であるにもかかわらず貧弱なものです。ですから数分で到着したら、他に利用者がいないラッキーなタイミングだったということになります。これも日本社会の衰退の表れなのでしょう。

(写真はウィキペディアと地域ニュースより)

 

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2025年6月22日 (日)

私の不思議ノート5: 洗顔

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現在背中の炎症は抗生物質で鎮静しましたが、今度は歯がエマージェンシイとなって、鋭意歯科通いをしております。今でも金づち(ハンマー)で歯をたたくという術式をやってることが、自分が経験してわかりました。怖いわ💢

ところで最近朝洗顔すると、何故か転倒しました。手で顔を上下にこすると、自動的に転倒します。どういう脳のメカニズムなのかわかりません。仕方ないので、足の間隔をひろげて踏ん張る姿勢で洗顔すると、安定して無事作業は終了します。というわけで実害はないのですが、気味が悪いことに変わりはありません。困ったものです。

 

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2025年4月12日 (土)

私の不思議ノート4: 忘れるということ

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忘れるということは、限られたメモリー量で仕事をしている脳にとっては必要なことだと思います。ハードディスクを整理していないと、そのうちどうにもならなくなってしまうのと同じでしょう。しかしよりによってこれだけは忘れちゃいけないってことを忘れるのは困ります。

山本裕康教授は「冷蔵庫」という言葉を思い出せなくて困ったそうですが(1)、私はもっと困ったことがあります。一生に一度だけですが、数年前に自分のPCのパスワードをなぜか思い出せなくなってしまったことがあります。さすがにこれは、まさか忘れるなんて思っていないのでどこにも書いてありません。誰にも聞けません。呆然として1日過ごしたのですが、幸いにして翌日に思い出しました。一体脳に何が起こっていたのでしょうか?

この話とは全く別なのですが、言葉を全く話せなくなって脳外科にかけこんだことがあります。これは理由がはっきりしていて、MRIとCTをとって硬膜下血腫という病名が付きました。外傷が全くなくてもこの病気になる人はいるようです。脳の硬膜の下側で出血が起こって脳が圧迫され、言語中枢が機能を失ったわけです。出血した血液が脳の浄化システムで徐々にリンパに吸収されていくと回復します。現在はほぼ回復しています。

全く話せなくなるというのは簡単にイメージできますが、ある言葉だけ忘れるというのはなぜなのでしょうか? シナプスが一つなくなるとか細胞が一つ死ぬとかはイメージしやすいですが、それではなぜ1日で回復したのかというのが説明できません。もっと複雑なダメージなのでしょう。

ある時突然帰り道がわからなくなるということだってあるかもしれません。これは「見当識障害」という病名があるようです。住所・電話番号・帰りの道順・PCのパスワードくらい書いたメモは持っていた方がいいみたいです。私は「言葉が話せません、救急車を呼んでください」というメモはいつも持ち歩いています。

1)山本裕康教授のすべらない話Vol,8【春休み特大号】
https://www.youtube.com/watch?v=ivGfK50SfaE 

山本裕康教授のすべらない話・増刊号
https://www.youtube.com/watch?v=DnvsqRp7Seo&t=822s

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2025年3月13日 (木)

私の不思議ノート 2: 配電盤と幻聴

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昨夜 夜中に起きて廊下を歩いたときに、久しぶりに電話のベルの幻聴がありました。

実は昨年の6月から12月まで、配電盤の下を通ると、必ずと言っていいくらい電話のベルの音が聞こえていたのです。これは意識して「鳴るぞ鳴るぞ」と身構えて通過すると聞こえません。無意識に通過したときだけ聞こえます。幻聴というのはありふれた病気ですが(1)、あることを契機として聞こえる、まして電磁波の影響でおこるというのはそうはないでしょう。ただ今年になってからはすっかり聞こえなくなり、昨夜めずらしく再現したというわけです。

自分自身が実験動物となって、人間にもテレパシーの能力があることを証明したようなものです。ある種の魚類にテレパシーの能力があることは、最初に東京医科歯科大学の研究者たちが報告し(2)、その後多くの研究者によってメカニズムも解析されて、広く認められています(3)。

ストレスを強く感じているときにはこの能力が高進し、軽減されると失われるというのは、大脳基底核や扁桃体が何らかのメカニズムで配電盤からの電磁波を感知して活性化されるものと思われますが、もちろんメカニズムはわかりません。

1)精神科医が解説!幻聴の正体と対処法
https://www.toyoda-clinic.jp/columns/auditory-hallucination/ 

2)Akira Watanabe and Kimihisa Takeda, The change of discharge frequency by A.C. stimulus in a weak electric fish., J. Exp. Biol., vol.40, pp.57-66 (1963)
https://doi.org/10.1242/jeb.40.1.57.
https://journals.biologists.com/jeb/article/40/1/57/20904/The-Change-of-Discharge-Frequency-by-A-C-Stimulus 

3)続・生物学茶話214: 弱電魚の小脳
https://morph.way-nifty.com/grey/2023/06/post-2c8c8e.html 

 

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2025年2月27日 (木)

悪性リンパ腫の異常な増加

高倉健さん、松方弘樹さん、石ノ森章太郎さんらが罹患して亡くなった病気が悪性リンパ腫(1、2)ですが、近年この悪性リンパ腫が爆発的に増えていて、この現象は高齢化では説明できません。最近では今月21日に、青山学院大の陸上競技部の皆渡星七(みなわたりせな)さんの死亡が公表されました。最近話題になっている高額医療費の自己負担の問題も、継続的な治療が必要なこの病気の患者には、モロに引っかかってくると思われます。

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図は国立がんセンターの統計ですが、これが不備です。情けないことに、Ⅹ軸およびY軸の数字が部分的に消えていて、私がY軸は元の表記を全部消して書き換え、X軸は元の表記と私が書き換えた表記を併記しました。国立がんセンターはもっとまじめにやってほしいと思います。もっとまじめにやってほしい点は他にもあって、図の茶色の線は罹患数なのですが、2016年までしかグラフがありません。データはあるに違いないのにグラフ化されていないと思われます。これはあまりにひどいじゃありませんか?

ともかく爆発的に増加していることは確かなのですが、何が原因なのかはさっぱりわかっていないようです。ただもともとは欧米では多く日本ではまれな病気だったことは確かなので、生活の欧米化が原因とは言われています。EBウィルス、ピロリ菌、メトトレキセートなどの関与も疑われていますが、これらでは近年の爆発的増加は説明できないと思います。

成人になっても激しく増殖している細胞は何種類かあって、それらの多くは癌化しないような対策がほどこされています。赤血球は脱核し、皮膚・毛髪細胞はケラチン化し、顆粒球は多型核化し、それぞれ細胞分裂が不可能な状態にすることによって癌化は防がれています。リンパ球は常時増殖している細胞ではないので、そのような特殊化はおこなわれていません。しかし負傷や感染など異常な事態になると増殖します。細胞が増殖すると癌化のリスクは増加します。それはDNAをコピーする際にエラーが発生するためです。

日本の研究者のグループは、患者のDNAを解析しBRCA1, BRCA2, ATM, TP53 の変異が悪性リンパ腫の発症に関係していることを報告しています(3)。

生活の欧米化で癌化のリスクは増すと言われていますが、リンパ球との関連はよくわかりません。ただワクチンを頻繁に接種すると、そのたびごとにリンパ球が増殖するので癌化のリスクは増加します。とはいってもワクチンを打つことのメリットもあるので、メリット―デメリットを数値化することができない現状では打つか打たないかの科学的判断は無理でしょう。

昨今はコメの値上げがとまらず、食生活の欧米化がますます進みそうで、これはさらに悪性リンパ腫を後押しすることになりそうです。本当に困ったものです。

参照

1)塚崎邦弘(がんプラス) 悪性リンパ腫 病型や悪性度、腫瘤の部位や大きさに応じた治療選択
https://cancer.qlife.jp/blood/blood_feature/article6523.html

2)山口素子 悪性リンパ腫 治療の進歩 日本内科学会雑誌 110 巻 9 号 pp.1939-1944 (2021)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/110/9/110_1939/_article/-char/ja/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/110/9/110_1939/_pdf/-char/ja

3)国立がんセンター プレスリリース 2022年
悪性リンパ腫の大規模ゲノム解析~単一遺伝子疾患型が存在する可能性~
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2022/0906/index.html

 

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2025年1月 1日 (水)

謹賀新年

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https://www.youtube.com/watch?v=hwNjSyfovio

このブログのアドレスが変わりました

http → https となりました

本年もよろしくお願い申し上げます

 

 

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2024年8月27日 (火)

川内原発1号機本日起動 ふぇ~~~

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NHK: 川内原発1号機 原子炉起動 原則の40年超えた運転 全国4基目
7月、運転開始から40年を超えた鹿児島県の川内原子力発電所1号機は、定期検査に伴い運転を停止していましたが、27日午後、原子炉を起動し運転を再開しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561381000.html

台風10号が明日にも九州南部を直撃しようとしている今日、なんと本来なら40年が期限であるはずの原発が特例延長で起動しました。それは鹿児島県のまさしく暴風圏に入りそうな川内原発です。

写真で見るとおり海沿いにあるこの原発で事故が起こると、どうなるのでしょう? なにしろ雨量がトータル1000mmを超えるところもあるという気象庁の予想も出ているわけですから、良識のある人なら台風が過ぎ去るまで数日起動を遅らせることになるとおもいますが、電力会社にはそういう発想は全くないようです。自分たちは無謬の神だとでも思っているのでしょうか? 道路が冠水したら誰も助けに来れませんよ・・・。(追記 29日現在 川内市で大規模停電が起きているようです)

https://www.youtube.com/watch?v=MbpNTO3hEGE

鹿児島県 台風時の原発事故は「想定外」 大規模停電で無責任体制露呈

http://hunter-investigate.jp/news/2015/08/post-749.html

ミーナどうしよう?
ミーナ「思案投げ首...」

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2024年8月14日 (水)

福島第一原発2号機 放射性物質含む水 約25トンが流出

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海から見た福島第一原子力発電所(ウィキメディアコモンズ)

福島第一原子力発電所からの汚染水放出がそれほど大きな環境負荷を与えないだろうということは納得しますが、それは万事予定通りで何事もなかった場合の話で、何か重大な手違いがあった場合には、今まで永年の例から見ておそらく東電は隠蔽するあるいは嘘をつくだろうと予想します。

今回の事故は致命的ではないと考えて公表したのだと思いますが(それでも発見が8月9日で発表は8月13日)、どうもある程度の報道管制はかかっているようです。発表を信用するとして、核燃料に直接接触していた水が無処理で25トンも流れ出したのですから驚きです。だいたい25トンも流出するまで気がつかなかったというのもあきれます。それがどこに行ったかも推測しているだけです。

3.11は2011年です。ずいぶん時間が経ちましたが、あれから壊れた原子炉にあった核燃料デブリは全く取り出されておらず、そのままです。

NHK:福島第一原発2号機 放射性物質含む水 約25トン 建屋に漏れ出る

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240813/k10014548391000.html

 

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