カテゴリー「動物(animals)」の記事

2024年12月 7日 (土)

続・生物学茶話254: 動物分類表アップデート

分類学は私にとって親密なジャンルではありませんが、生物学に関心を持つ者には避けて通れない基礎知識です。普段見かけないような体長1mm位の線虫が実は地球上に3億トンも居たりするので、あなどれません(1)。

線虫はまだ脊椎動物に寄生するので、鮮魚をさばく人ならアニサキスはみたことあるでしょうし、犬を飼っている人はフィラリアには関心があるでしょう。しかしヒトの食料にはならない生物に寄生する生物や、海底の砂のすきまにいる微小生物、海にいることはわかっていても採集は不可能で、ガラス板を沈めておくとそこにくっつくのでみつかる平板動物などというのもいて(2)、現代は人の活動がもたらした生物大絶滅時代であるにもかかわらず、次々と新種がみつかり門レベルの再編成まで行われたりするので、ときどき分類表の知識をアップデートすることは必須です。

本稿はウィキペディアの「動物」という項目の記述をもとに、加筆・編集しました(3)。

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図254-1 スーパーグループ

図1はもっとも大まかな生物の分類表です。生物は非常に早い時期に光合成をする生物と光合成ができない生物に分かれたことがわかります。光合成ができない生物は当然餌を必要とします。光合成をする生物にはバラエティーがあって、炭素源が二酸化炭素だけの生物もあれば有機物を利用する生物もいます。独立栄養生物の中から二次的に従属栄養に転化した生物(TSARの一部)もいるようです。また逆に鞭毛虫のなかには葉緑体を獲得して光合成を営む者もいます。鞭毛虫の一部からアモルフェアというスーパーグループが生まれ、私たちはここに含まれます。

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図254ー2 オピストコンタ

オピストコンタはアモルフェアのなかのひとつのグループで、すべて従属栄養の生物からなります。オピストコンタとは後方鞭毛という意味で、鞭毛を動かして鞭毛がある方と反対側に進むのが特徴です。ヒトの精子も鞭毛のある側と反対側に進みます。単細胞の原生生物、襟鞭毛虫、動物のすべてのほかカビやキノコもオピストコンタに含まれます。メタゾア(後生動物)とは生物学の言葉で、動物のすべてを意味します。同じメタゾアではありますが、有櫛動物(クシクラゲなど)と海綿動物はその他の動物と非常に遺伝子や体の構成が異なっており、エディアカラ紀以前の非常に早い時期に分岐したと考えられています。その後平板動物が分岐し、さらに刺胞動物と左右相称動物が分岐します。私たちはもちろんその左右相称動物(バイラテリア)に含まれます。

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図254-3 バイラテリア

左右相称動物(バイラテリア)は口が先にできる(前口動物)か肛門が先にできる(後口動物)かで大きく2つのグループに分かれます。私たちは後口動物に含まれる生物であり、分類学的にはマイナーなグループです(種の数としては少ない)。それでも私たちを含む脊椎動物は大繁栄しています。

前口動物は脱皮動物と螺旋動物が2つのメジャーグループで、それ以外はとてもマイナーな生物群です。脱皮動物は節足動物門を含み、なかでも昆虫は100万種以上が既知の巨大なグループです。脱皮動物はカンブリア紀から現代までずっとメジャーな生物であり続けています。螺旋動物は最近できた名前で、卵割(初期発生)がらせん状に行われる生物のことを意味します。

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図254-4 螺旋動物

螺旋動物のなかでは軟体動物や環形動物がメジャーな生物です。より専門的な知見に関心がある方は文献(4)などをご覧ください。

ところでこのブログでは今腸関係の話題を扱っていますが、脱皮動物に属するエラヒキムシの形態には興味をそそられます。円筒形の体の中心にほぼまっすぐに口-腸-肛門が配置されていて、まわりを神経・筋肉・皮膚が囲み、その名前に反して鰓はなく、中枢神経や心臓血管系もなく、しかし腎臓・生殖器・腸神経・赤血球・マクロファージはあるという、とてもシンプルな基本形の生物のように思われます(5、図5)。しかもウィキペディアでも指摘しているように、この生物はカンブリア紀に生息していたオットイアとそっくりです(5、図5)。もし私が腸や腸神経の研究をしていたら、是非いじってみたい生物です。

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図254-5 鰓曳動物

 

参照

1)二井一禎 私たちの知らない線虫の世界 農業新時代 vol.1, pp.38-51(2020)
https://www.nippon-soda.co.jp/nougyo/wp-content/uploads/2023/03/001_038.pdf

2)ウィキペディア:センモウヒラムシ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%82%A6%E3%83%92%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%B7

3)ウィキペディア:動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9

4)矢﨑裕規・島野智之 真核生物の高次分類体系の改訂―Adl et al. (2019) について― タクサ 日本動物分類学会誌 vol.48, pp.71-83 (2020)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/taxa/48/0/48_71/_pdf

5)ウィキペディア:鰓曳動物
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B0%93%E6%9B%B3%E5%8B%95%E7%89%A9#

 

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2024年6月21日 (金)

バラの香りは催淫剤なのだろうか?

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わが家のベランダを人生終焉の地として選ぶ者はいろいろ居ますが、ベストツ-はセミとカナブンです。これはやめて欲しいですがどうしようもありません。

そのどこにでもいるカナブンですが、ごく最近まで幼虫が何を食べて生きているのかわからなかったようです(1)。鈴木知之と言う人がクズの腐葉土を食べるということを発見したそうですが、クズはどこにでもある植物じゃないので、まだまだ不明な点があるようです。

写真はバラの花弁上で交尾するカナブンです。ひょっとするとカナブンにとってバラの香りが生殖のシグナルになっているのかもしれません。20年くらい前に南軽井沢のバラ園で撮影した写真ですが、映っているペアだけでなく多数のカナブンがバラの花弁に集まっていました。バラの品種は選ばないようですが、詳しくはわかりません。いつも同じ季節に花を開く植物の香りをシグナルに全員集合して繁殖するというのは面白いアイデアではあります。

バラの香りがフェロモンであるという論文はみつかりませんでしたが、ヒトの脳波に影響を与えるという論文はあります(2)。香りの成分の分析や遺伝子の研究は進んでいるようです(3)。

科学的根拠は希薄でも、バラの香りをフェロモンとして宣伝しているサイトは多いようです(4)。

1)ウィキペディア:カナブン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%B3

2)河野貴美子 脳波からみた香りの効果に関する検討  瞑想時の脳波と比較して
人体科学 vol.10(2):pp.11-18,2001
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmbs/10/2/10_KJ00005469522/_pdf/-char/ja

3)Shaochuan Shi and Zhao Zhang, Genetic and Biochemical Aspects of Floral Scents in Roses., Int J Mol Sci., vol.20;23(14):8014 (2022).doi: 10.3390/ijms23148014
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35887360/

4)
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2024年5月25日 (土)

キョンと生きる

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昨日報道ステーションでも取り上げられていましたが、今南総では特定外来生物キョン(1、写真はウィキペディアより)による農作物の被害に悩まされているようです(2)。もともとは行川アイランド(今は廃墟)から逃げ出したものが増えたそうですが、人間が輸入して逃がしたのを増えたから射殺とは勝手ですが、他に手はないのでしょうか?

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北総では7世紀頃から軍用の馬が放たれていたようで、農民にとっては大変迷惑な話で、北総の人々はこの野生馬との戦いで昔から知恵と労力を使ってきたそうです。図はウィキペディアに出ていた江戸時代の北総西部の地図で、このあたりの土地区分は牧という名前で行われてきました(3)。東部の佐倉・成田周辺にもこのような牧があったようです(4)。

千葉県には松戸、高根木戸、清戸、関戸、下ヶ戸、岡発戸など戸がついた地名が多いです。千葉ニュータウン中央駅から歩いて5分くらいのところにも牧の木戸というところがあります。馬に悩まされた農民は耕作地のまわりに土手を築き(その総延長は150kmにも及んでいたそうです)、出入りは「戸」を作って行っていたようです(5)。ブルドーザーもダンプもユンボもない時代に、彼らはきっちり境界をつくって野生馬と共存していたわけです。船橋市や柏市もこのような時代の歴史をアップしています(6、7)。

この何でもある現代に、どうしてきちんと堀や柵などの境界をつくって野生動物と共存できないのか不思議です。

1)ウィキペディア キョン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%83%B3

2)千葉県 有害鳥獣対策
https://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choujuu/kyon.html

3)ウィキペディア:小金牧
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%91%E7%89%A7

4)まっぷるトラベルガイド 
https://www.mapple.net/articles/bk/2904/?pg=2

5)野馬除土手および木戸遺構(五香地区)|千葉県松戸市 ~江戸幕府の馬牧・小金牧の遺構~
https://blog.goo.ne.jp/rekishi-nazo/e/b75f4da68768b2c4448c15ab78380469

6)船橋市デジタルミュージアム 野馬土手と木戸
https://adeac.jp/funabashi-digital-museum/text-list/d100080/ht001000

7)柏市HP 小金牧 ~開墾と野付村の生活~
https://www.city.kashiwa.lg.jp/bunka/about_kashiwa/culture/rekishi/rekishi/koganemaki.html

 

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2024年4月 1日 (月)

イソヒヨドリ - 捕逸

イソヒヨドリの英語を調べたら2つ出てきました。
1)Yellow-bellied Bulbul
2)Blue Rock Thrush

Bulbul はヒヨドリ、Thrush はツグミなのですが、実はスズメ目ヒタキ科だそうです。
学名は Monticola solitarius Linnaeus, 1758
solitarius という学名は多分 solitary (ひとりぼっち)と関連があるのでしょう。
決して群れをつくらないようです。ウィキペディアをみると、つがいでも距離をとることがあると書いてあります。

Linnaeus, 1758 ということはリンネも知っていた、昔からポピュラーな鳥だったようです。

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街灯の上から周囲を眺める


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道路の脇を歩く 車も通るので危ないけど大丈夫か?

 

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2024年3月31日 (日)

幸せの青い鳥が団地を訪問

幸せの青い鳥=イソヒヨドリがわが団地に現れました。

ウィキペディア「イソヒヨドリは世界的には標高2,000-4,000mの高山の岩石地帯に生息する鳥である。日本ではかつては磯や港など海岸周辺が主要な生息地域であったが、1980年頃から内陸部の地方都市で繁殖が確認されるようになり、2000年代に入ってその数はさらに増加している。2019年現在では関東、近畿など大都市圏で見かけることも珍しくなく、電線や看板に留まっていたり、住宅地やビルの間を飛び回る姿を見かけたり、綺麗な鳴き声を聞くことができる」

ウィキワンド「幸せの青い鳥=イソヒヨドリの愛称」 幸せの青い鳥とはもちろんメーテルリンクの童話に出てくる幸福をもたらす青い鳥のことです。

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道路標識にとまっている

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こちらを向いた

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なんとわが家のベランダの手すりに✨✨✨

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パンくずを食べた(幸せの青い鳥に少しだけ恩を売った)❗

3月末の2~3日だけ近くをうろついているのを見かけました。日本国内で寒いときは南方に、暑くなると北方に移動するようです。30日・31日の暑さで北方に移動したようです。


 

 

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2022年9月15日 (木)

フォッサと再会

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上野動物園のフォッサがまだ生きていると知って、会いに行きました。平日なのにすごい人出で、特にパンダの列は先着順とあってすごいものがありました。モノレールはコロナ禍の前から運行を休止しており、どうするのかわかっていないというのは情けない行政です。私見ではエスカレーターでいいのではないかと思いますが、人寄せに使うならゴンドラもありかな・・・・まあそれならコロナ終焉待ちですね。

つがいのフォッサ、アンバーとベザは2010年にマダガスカルからやってきて、当初は動物園でも気合いが入っていましたが、そのうち♀のアンバーが展示されるのを嫌がることがわかって非展示となり、ひっそりと動物園の片隅で暮らすことになりました。♂のベザは展示されていましたが数年たっても非常にシャイな感じでした。コロナなどで数年間私は上野動物園にはご無沙汰していましたが、今日見た感じではかなり展示にもなれてきた感じではありました。

2017年にアンバーが病死したことは、動物園にとっても痛恨の出来事だったと思います。飼育例が少なく、どのように飼えばいいのか試行錯誤のうちに繁殖に失敗したことは本当に残念です。
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?link_num=24249

フォッサは猫と犬の共通祖先に極めて近い生物とされており、貴重な生きた化石生物です。ベザには是非長生きしてほしいと思います。

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フォッサと再会できて大満足で、おなかもすいたのでアメ横と平行する高架下のイタリア料理店「TERAS」で食事しました。耳の遠い爺ひとりでやっている店ですが味は本格派で、とても家庭でだせるような味ではありませんでした。ただ入ってから出るまで客は私一人でした。

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2022年2月10日 (木)

冬だけの家族2022

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冬だけうちの家族になるヒヨドリ、ジョージⅢ世です。今年も12月にやってきて、よくベランダの手すりにとまっています。3代目と思われる個体で、親子代々冬はうちのベランダに飛来してパン耳を食べます。もう長いのでサラやミーナも騒いでガラスに激突するということはありません。

ヒヨドリはペンギンみたいに直立姿勢で枝にとまる割と珍しい鳥です。冬に餌がないと房総半島の南端あたりで越冬するようですが、餌があれば留鳥になります。ただ春が来ると行動範囲が広がって、うちのベランダには来なくなります。このあたりにはワシタカ系の天敵が非常に少ないので、暮らしやすいのかもしれません。

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2022年1月19日 (水)

ホタルとクラゲから発展した科学

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マーク・ジマーの「光る遺伝子」という本を買いました。文章を読めばだいたいどんな人かはわかります。彼は天才にありがちな、思考があっちこっちに飛び回って、凡人がついていくのが大変というタイプの人です。個々の事実をひとつひとつじっくり検証していくということはしないので、細かいことにはあまりこだわらない方が良いと思います。

それでもちょっと気になるのは、「ホタルは日本では18世紀から詩歌に詠まれている」という記述で、そんなバカなことはないだろうと思って調べてみると、意外にも万葉集でホタルを歌った歌はひとつだけだそうです。

歌人・朝倉冴希の風花DIARY ~花と短歌のblog~
【万葉集】「蛍」を詠んだ唯一の長歌
https://dasaan.xsrv.jp/archives/15439

万葉集の時代には夜外を歩くのはあまりにも危険だったし、その様な習慣もなかったからと思われます。平安時代になると「夜這い」が習慣になって、夜も普通に人が出歩くようになり、ホタルもポピュラーになったのでしょう。源氏物語には光源氏が女性の姿を際立たせるためにホタルを放ったという話が出てきます。和歌も数多く、ひとつだけ選ぶと。

物思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る
和泉式部

ところでサイエンスの観点からちょっと面白いと思ったのは、1753年にマサチューセッツ州知事のジェームス・ボードンという人が、燐光を発する海水を布で漉すと光らなくなると手紙をベンジャミン・フランクリンに書いて、それでフランクリンは海水の発光は電気現象だという自説をひっこめて生物発光説に転換したという話です。

驚いたのは私が最も尊敬する科学者のひとりであるラッザロ・スパランツァーニがクラゲの発光について重要な記述をしていることでした。スパランツァーニは自分を実験動物にしてさまざまな実験を行った、18世紀の狂気の科学者として有名な人です。
https://morph.way-nifty.com/grey/2017/02/post-b151.html

彼は死んだクラゲが雨に当たると発光する、牛乳を垂らすとものすごく明るく発光すると記しているそうです。これはおそらくカルシウムのせいでしょう。

このあとは現代科学のお話になりますが、逸話満載で光生物学に関心がある向きにとってはとても面白い本だと思います。

 

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2021年6月24日 (木)

シモフリスズメ

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珍しい夜の訪問者。シモフリスズメ (Psilogramma increta ) というスズメガの一種のようです。10cmクラスの大型の蛾です。個人的には非常にかっこいい蛾だと思いました。特に珍しい種類ではないようですが、私は初めて見ました。どうしてうちの玄関前で休んでいたのでしょう? 手でつかめそうなくらいゆったりと休んでいました。

ウィキペディア:こちら



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2021年4月30日 (金)

南西諸島で新種のゴキブリが発見されたそうです

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この昆虫はなにでしょう? 

これは Therea petiveriana というゴキブリです。インドにいるらしいです。日本には57種類のゴキブリがいるそうですが、最近新種が2種みつかって59種類になりました。ゴキブリと言えばキッチンをごそごそしているというイメージですが、実はヒトの眼にふれることもなく、深山幽谷でひっそり朽ち木などを食べて生きている者も多いようです。

今回発見されたのはウスオビルリゴキブリとアカボシルリゴキブリで下の記事に写真も出ています。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20201227-OYT1T50024/?from=yartcl_outbrain1

色の基調はブルーメタリックだそうですが、それが記事の写真ではよくわかりませんでした。残念。実物はとても美しいものなのでしょう。35年ぶりの新種発見だそうでおめでとうございます。

原著論文は https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33639723/

Shizuma Yanagisawa et al., Zool.Sci., vol.38, pp.90-102 (2021)

(写真は wikipedia より)

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