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2026年9月 8日 (火)

死の淵で制作されたアルバム

Maedakumakijacket

long long love song by 麻枝准x熊木杏里

Maeda

麻枝准氏はウィキペディアによると「ゲームクリエイター・ゲームシナリオライター・脚本家・作詞家・作曲家・音楽プロデューサー」だそうです。そして熊木杏里のファンでした。ですから自分が制作したゲーム「シャルロッテ」の音楽を熊木さんに歌ってくれるようオファーを出したのは自然な成り行きです。

しかし熊木杏里はシンガーソングライターであり、ほとんどの曲は作詞・作曲もみずから手がけるタイプの人なので、このオファーが通ったのは奇跡的なことでした。しかもアルバム全曲を麻枝氏が担当するという驚異の企画となりました。

しかしその後大変なことがおきてしまいます。麻枝氏が体調を崩し、ウィキペディアによると「特発性拡張型心筋症を患っており、その後第一種身体障害者心臓機能障害一級(心臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの)となったことを公表するとともに、心臓移植が不可避の状態にあることを明らかにした。同時に、元来のうつ病の影響で、仕事以外への関心が薄いため、仕事に復帰することが望ましいと診断されたことも明らかにした 」となっていますが、ともかく入退院を繰り返しながらの、正真正銘「命がけ」の制作となりました。

私が出来上がったアルバム「Long Long Love Song」を2017年に購入した時、やけに分厚いなとおもったら、なんと麻枝氏の「制作日誌、時々入院」というブックレットがついてるじゃありませんか。涙なしでは読めません。制作中に心臓手術ですから...。

綿密に熊木さんと連絡をとりながら「精一杯の愛を込めて」制作したプロセスが逐一日記に書いてあるわけですから、とても興味深い内容です。でも実際に制作中に二人が会ったのは1回だけだそうで、麻枝さんは一度も正面から向き合えず、横顔しか見なかったそうです。でも出来上がってからは2人でプロモーションなどをやっていました。

麻枝さんは現在もご活躍中で、今年は『ヘブンバーンズレッド』の挿入歌を制作なさったそうです。

この曲は彼自身の苦難の日々を思い出させるものでしょう

「汐のための子守歌」

こちら1

こちら2

「汐のための子守歌」制作秘話

こちら

 

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