マエストロ宇宿允人のブラームス交響曲第1番
宇宿允人 フロイデフィル
ブラームス交響曲第1番
こちら
オケメンに私をよく見ろと合図するマエストロ
NHK交響楽団の首席指揮者だったころのパーヴォ・ヤルヴィ(現名誉指揮者)がプラームスの交響曲第1番について印象的なコメントをしていました。それは「この曲を作曲した時のブラームスは長い年月かけて大変苦労して作曲したので、自信がなく不安な気持ちが第1楽章に顕著に表れていて、そのことをきちんと表現しなければならない。最悪なのは自信満々に力強く演奏してしまうことだ」という趣旨の内容でした。
マエストロ宇宿はそんなことには関係なく、1小節ごとにオケメンと聴衆に鞭を振るうがごとく、すさまじい演奏を繰り広げます。私の個人的意見としては、作曲者が故人となってからは、そういう演奏も許されるのではないかなと思います。スカスカの客席に囲まれて、マエストロは鬼神も退散するようなデモーニッシュな爆演を繰り広げ、聴衆を天空の陶酔に投げ上げます。
過去記事
指揮者 ”U” の想い出
https://morph.way-nifty.com/grey/2018/11/post-ff3a.html
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