狩りをするムクドリたち
ムクドリは集団行動ですし、ふるまいがあまり好きなタイプじゃない鳥です。幸いにしてうちの団地にはあまりいません。多分カラスが支配しているからだと思います。より駅に近い地域にはかなりいます。
ところが最近ムクドリが集団(十数羽くらい)で団地内の道を歩いているのをみかけました。異様な光景です。なにをやっているのかと観察していると、なんと道に落ちて死にかけている蝉をさがしているのです。うちのベランダでも毎年数匹の瀕死の蝉がみつかるくらいですから、結構な数がいるのでしょう。みつけると嘴でつついたり、足でひっかいたりして食べられるサイズにしようと奮闘します。
鳥は恐竜の直接の子孫ですが、まさに白亜紀の小型恐竜が集団で狩りをしているようなすごい光景です。なかにはまだ力が残っていて逃げようとする蝉もいますが、集団で追いかけて殺します。
蝉は盛大に鳴いて自分の居場所を明らかにするので、どうして鳥のえさにならないのだろうかと思いますが、ムクドリサイズの鳥にしてみれば彼らの嘴にはサイズが大きすぎて、生きている蝉を餌にすることはできないんですね。カラスには適切なサイズですが、樹木の中心部にいる蝉に食いつくには枝葉が邪魔になって、空からアプローチするのは難しいと思います。かといって枝を歩いてアプローチすると逃げられるのでしょう。
夏はヒヨドリもイソヒヨドリもいなくて、ベランダは閑散としています。気温が30°Cを超えたくらいからオナガも団地を去って、涼しいところに越しました。この灼熱の地に残っているのはカラスとキジバトとムクドリくらいです。あとスズメは少しいて、ときどきベランダにやってきます。
まきちゃんぐ 八日目の蝉
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