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2026年7月19日 (日)

放置すれば誰もがAIに吸い込まれ出てこれなくなる

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誰もがこの家に吸い込まれて行方が分からなくなる

KDDIに続いて佐川急便も!

Yahoo News

佐川急便、約7万人分の個人情報漏えいか 「スマートクラブ」通知メールに別人の氏名など表示
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6588396

ランサム被害のアサヒ、漏えいの可能性229万件に拡大 当初は191万件
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f95b6e0a046a8ad9fc611cad51ffed2ab18266

東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/951845?display=b

引用:「KDDIは2026年6月23日、インターネットサービスプロバイダー(以下、ISP)向けに提供しているメールシステムがサイバー攻撃を受けたことを公表した。

本当の被害者は、(KDDI本体ではなく) その基盤を利用していた各ISP(JCOMやニフティ、ビッグローブなど)の利用者なのである。この事件は、一企業の情報漏洩ではなく、多くの利用者が共通して利用する「社会インフラ」が狙われた事件として理解する必要がある。

メールを送受信するためには、単にメールサーバーがあればよいわけではない。メールアドレスの管理、利用者認証、メール送受信、Webメール、保存されたメールデータの管理など、多くの機能が連携して初めて1つのメールサービスが成り立っている。今回攻撃を受けたのは、そのすべてを一体として提供するメール基盤であった。」:引用終了

最大の問題は、AIがシステムの脆弱性を発見し、犯罪者が侵入するのを阻止できないばかりか、警察が犯人を逮捕することもできないことです。すなわち無法地帯になっているということです。こんなことが許されていいわけがありません。いったんAIを禁止して取り締まりのシステムを構築するというなら、それとともにAI使用の枠組みを法律化することもあわせて、その間の不便はみんながまんすべきだと思います。

さらなる危険

AIによる集団誘導
https://www.youtube.com/watch?v=C1QWea6UnKQ

AIによって生成された音楽(怖いくらいすごい)
これで動画がついてきたらと思うと.....
https://www.youtube.com/watch?v=dJgecdZE2lI&list=RDdJgecdZE2lI&start_radio=1



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2026年7月16日 (木)

続・生物学茶話306:オピオイドと受容体 その3.オピオイド受容体と類縁分子群の進化

多細胞生物が存在せず、痛覚受容器や神経がまだなかった先カンブリア時代でも、生物は回避行動を行っていたと思われます。障害物があったら回避する、食べられそうになったら逃げるというメカニズムを持つ生物は、生き残るうえで大きなアドバンテージを持っていたに違いないからです。

それがどんなメカニズムだったかは、現在生きている単細胞生物の行動を観察・分析して類推するしかないのですが、ゾウリムシ paramecium は障害物にぶつかると、繊毛の運動を逆転させバックしてから方向転換します。これは障害物にぶつかったという機械的刺激によって繊毛基底部のカルシウムチャネルが開き脱分極がおこるからだとされています(1、2、図306-1A)。

また Didinium という生物はゾウリムシを漏斗状の構造物で吸い込んで餌にしますが、この捕食者と接触するとゾウリムシ表層のあるタンパク質がレセプターとなって感知し、繊毛基部の K+チャネル型アデニル酸シクラーゼ を活性化することによって、高速で逃避することができるそうです(3、図306-1B)。さらに Dileptus という生物は、吻を振り回して餌を探しますが、これが体に当たるとあるタイプのゾウリムシなどはトリコシストという針のようなものを散布して逃げます。トリコシストは化学刺激や電気刺激によっても放出されます。このようなシステムは、脱分極がひとつの契機になっていたとしてもかなり複雑なメカニズムを含有しています(2、図306-1C)。

ゾウリムシなど現在の単細胞生物から類推すると、痛覚受容器や神経がなかった時代から、刺激を感知して危機を回避するメカニズムは存在し、様々な経緯を経て今日まで進化を続けてきたと考えられます。またトリコシストの存在は、海綿動物を通り越して刺胞動物への進化の準備も行われていたことを想像させます。

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図306-1 障害や危機へのゾウリムシの対応

単細胞生物が障害物や天敵による捕食を回避するためにさまざまなメカニズムを発達させてきたとして、ではそれを制御するためのオピオイドシステムも持っていたのでしょうか? テトラヒメナにオピオイドシステムが存在するという報告はあります(4、5)。またモルヒネはゾウリムシに集塊を形成させることがわかっています(6)。膜7回貫通型のタンパク質は原核生物の段階ですでに準備されていましたし(7)、単細胞真核生物は複数の膜7回貫通型Gタンパク質共役受容体をもっているので(8)、モルヒネの受容体が存在していたとしても不思議ではありません。

最も始原的な多細胞生物である海綿動物はオピオイドシステムを持っているという報告があります(9、10、図306-2)。海綿動物は固着生活なので、単細胞生物のように天敵から逃げることはできません。神経も持っていません。しかし触ると近傍の細胞は強調して収縮しますし、なかには体の一部を針でつつくと体全体が収縮するような種も存在するようです(2)。そのような行動が何らかの役に立つのかもしれません。それにこのような生物であっても、おそらくイオンチャネルの状態を速やかに平常時に戻すためのオピオイドシステムが必要なのでしょう。

海綿はオピオイドシステムを使って逃走したり防御したりすることはできません。彼らは天敵に食べられないようにするため、全く別のストラテジーで現代まで生き延びてきました。それは毒を作る細菌を共生させて、食べた天敵にダメージを与えるという作戦です(11)。あるいは天敵が忌避する化合物を合成するという場合もあるでしょう。実際ヒトはあらゆる門の生物を食料にしますが、海綿はスーパーの棚にありません。

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図306-2 海綿動物のオピオイドシステム

オピオイドシステムを広義に拡張して、分子進化的に関連する分子群全体をみると、今のところカルシトニン受容体が最も古いタイプの関連分子群であるとされています(10、図306-3)。海綿動物および他の門のすべての動物もこのカルシトニングループの膜7回貫通Gタンパク質受容体分子を持っていると思われます。カルシウムイオン濃度の調節がいかに動物にとって重要であるかということを意味していると思われます。海綿動物は他の門の生物と類似した分子以外に、独自の分子も持っています(図306-8)。

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図306-3 オピオイド受容体および進化的に関連する受容体ファミリーの分子系統樹

カルシトニン・海綿独自グループの分子群が出現して以降、オピオイド受容体グループは(ガラニン・タキキニン・サブスタンスP受容体)グループと(オピオイド・ソマトスタチン・アラトスタチン受容体)グループの2つの分子群を生み出しました。それぞれの分子群についてその機能のレジメを図306-4と図306-5に記しました。

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図306-4 ガラニン受容体・タキキニンおよびサブスタンスP受容体の機能

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図306-5 ソマトスタチン受容体・アラトスタチン受容体・オピオイド受容体の機能

より詳細な分子系統樹はZhaiとWangが発表しているので(10)、図306-6~8に示しました。海綿からヒトまでの様々なオピオイド受容体関連分子の系統樹が示されています。図306-6をみるとこの幹の基部にはδ型の受容体があり、μ型とκ型はそこから派生したようです。オピオイド受容体は脊椎動物だけが持つとされていますが、ジョンソンのように海綿のファスカプリシンを内部オピオイドリガンドという人もいて混乱を招いています。ファスカブリシンはエンドルフィンとは分子構造が全然似ていません(図306-2)。整理が必要でしょう。

オピオイド受容体ともっとも近縁なのはソマトスタチン受容体のグループです(図306-6)。後者は前者と比べて分布範囲が圧倒的に広く、前口動物・後口動物の両者にまたがって存在しています。類縁のアラトスタチンも含めるとおそらくほとんどの動物に存在すると思われます。

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図306-6 脊椎動物のオピオイド受容体・ソマトスタチン受容体グループの分子系統樹 分岐の肩の数字は分岐の信頼性を表しています(100は100%の信頼性を示す)

ガラニン受容体・タキキニン受容体・サブスタンスP受容体のグループも海綿からヒトまでの多くの動物が保有するタンパク質です。図306-7には示してありませんが、ガラニン受容体はもちろんヒトにも存在し、図306-4に示したような機能を持っています。タキキニン受容体も同様です。

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図306-7 ガラニン受容体・タキキニン受容体・サブスタンスP受容体グループの分子系統樹

カルシトニン受容体のグループはすでに述べたように、今回の分子グループ進化の根底にあると思われます。ナメクジウオの分子がヤツメウナギの分子よりヒトに近い結果がでていますが、これはおそらくエラーで、今後修正されると思われます。

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図306-8 カルシトニン受容体・カルシトニン類似物質受容体のグループの分子系統樹

 

参照文献

1)ウィキペディア:繊毛
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%8A%E6%AF%9B

2)小山なつ、横田敏勝 侵害受容の系統発生 日本生理誌 61巻 261-278頁 (1999)
http://physiology.jp/wp-content/uploads/2014/01/061070261.pdf

3)堀学, 石田正樹, 冨永貴志 RNA干渉でみえてきたゾウリムシが機械刺激に対して逃走反応を引き起こすしくみ 生物物理 vol.62(2),pp.114-115(2022)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/biophys/62/2/62_114/_html/-char/ja

4)CHIESA, R., SILVA, W.I. and RENAUD, F.L., Pharmacological Characterization of an Opioid Receptor in the Ciliate Tetrahymena. Journal of Eukaryotic Microbiology, vol.40: pp.800-804. (1993)https://doi.org/10.1111/j.1550-7408.1993.tb04478.x

5)RENAUD, F.L., COLON, I., LEBRON, J., ORTIZ, N., RODRIGUEZ, F. and CADILLA, C., A Novel Opioid Mechanism Seems to Modulate Phagocytosis in Tetrahymena. Journal of Eukaryotic Microbiology, vol.42: pp.205-207. (1995)
https://doi.org/10.1111/j.1550-7408.1995.tb01566.x

6)Seyed Sajad Shahrokhi, Manizheh Karami, Bahram Kazemi, Response to Morphine in a unicellular animal model (Paramecium caudatum)., Physiology and Pharmacology, vol.15 (3), pp.318-329 (2011)
https://web.archive.org/web/20180413161837id_/http://phypha.ir/ppj/article-1-715-en.pdf

7)続・生物学茶話 112: 光を感じるタンパク質
https://morph.way-nifty.com/grey/2020/09/post-453128.html

8)続・生物学茶話138: GPCRの進化
https://morph.way-nifty.com/grey/2021/04/post-e83f2e.html

9)Johnson TA, Milan-Lobo L, Che T, Ferwerda M, Lambu E, McIntosh NL, Li F, He L, Lorig-Roach N, Crews P, Whistler JL. Identification of the First Marine-Derived Opioid Receptor "Balanced" Agonist with a Signaling Profile That Resembles the Endorphins. ACS Chem Neurosci., vol.15;8(3): pp.473-485. (2017) doi: 10.1021/acschemneuro.6b00167.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27744679/

10)Rujun Zhai and Qian Wang, Phylogenetic Analysis Provides Insight Into the Molecular Evolution of Nociception and Pain-Related Proteins., Evolutionary Bioinformatics vol.19: pp.1–19 (2023)
DOI: 10.1177/11769343231216914
https://doi.org/10.1177/11769343231216914

11)Science Poral 共生細菌がカイメン気遣って毒を生産
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20140702_02/

12)生体の科学 49巻5号 (1998年10月発行)
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.2425901617

13)脳科学辞典:サブスタンスP
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B9P

14)Wikipedia: Somatostatin receptor
https://en.wikipedia.org/wiki/Somatostatin_receptor

15)Wikipedia: Allatostatin
https://en.wikipedia.org/wiki/Allatostatin

16)薬学用語解説 オピオイド受容体
https://www.pharm.or.jp/words/word00031.html

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2026年7月15日 (水)

スペイン代表 フランスを撃破しワールドカップ決勝へ

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スペインがフランスを完封して勝利。スペイン人の気質というのは決してラテン的な天衣無縫ではなく、繊細・精密・勤勉という側面があることを見せつけました。脳科学の祖であるラモン・イ・カハールが残したスケッチの数々をみればわかります。

ククレジャはバルサの出身ですが、バルサでは不遇でレンタルに出され、プレミアリーグで頭角を現して、来シーズンからは何とライバルのマドリーの選手になることが決まっています。ここまでスペインのチームを押し上げてきた原動力です。そういえばラモン・イ・カハールと顔が似ています。

もうひとり大活躍したのはオヤルサバル。彼はバスク人でソシエダの選手です。ラ・リーガを見ている人ならだれでも知っている選手ですが、ソシエダが強豪チームではないこともあって、スペイン代表のCFとしてここまで活躍するとは夢にも思いませんでした。CFなのに守備もやって八面六臂の大奮闘です。

バルサの選手としてはダニ・オルモやクバルシは大活躍でチームをささえました。ヤマルはまだまだ戦闘力のあるワールドクラスのサイドバックをぶち抜ける実力はないことを思い知ったでしょう。それでも守備も頑張って力を尽くしました。PKもゲットしました。ペドリは体調の問題もあってか、いまいちでした。フェラン・トーレスはまだまだで、フランス戦でも絶好の位置からのシュートをはずしました。

フランス戦でのスペインは、フットボルというゲームは組織としての動きと個人技をうまく組み合わせてやるものだということを世界に示したと思います。

さあ次は決勝。イギリスでもアルゼンチンでも勝てます。フォルサ・エスパーニャ

(画像はウィキペディアより)

PS: ククレジャはカタルーニャ人、オヤルサバルはバスク人、ヤマルはアフリカ移民の子です。移民を増やすと国家はうまくいかないという人々がいますが、血統が重要なのではなく、同じ言葉を話し決められたコンセプトで協力することができれば、素晴らしい成果があげられるということを彼らは証明しました。

 

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2026年7月12日 (日)

World music collection 30. Allison Young 古い米国の歌

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Josh Turner and Allison Young

なつメロシンガーですが、なんでもやってちゃんとスパイス効かせてできるというのはすごい。本人も器用貧乏などと言われるのは承知の上で、そんなのは超越してなんでもやるぞという心意気を感じます。

100年前の歌もやっています。ただしラテン系の歌はやっていない気がする。

Tonight You Belong To Me  with Josh Turner ちょうど100年前の歌
こちら1

Stardust with Josh Turner 99年前の曲 でもなぜか知っている
こちら2

I Can’t Help Falling In Love クラッシクとなったエルビスの曲
こちら3

Somewhere Over the Rainbow with Lockeland Strings 上の3曲より少し新しい
こちら4

Strange   オリジナルは Patsy Cline 私はこのシンガーを知りませんでしたが、ウィキペディアをみると One of the most influential vocalists of the 20th century と書いてあります 戦後すぐの米国を代表する歌手だったのでしょう
こちら5

Dream  with Josh Turner et al 戦後すぐの時代のヒット曲らしい
こちら6

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Honey Pie with Josh Turner (アリソンは昔ジョシュとザ・バイゴンズという名前で組んでいたことがあります)
こちら7

Everything made for love
こちら8

Plastic Jesus (Minako さんによれば これはプラスチックのフレームにはいった亡き父君の写真のことだそうです)
こちら9

Lucy オリジナル曲
こちら10

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I Wanna Be Loved By You  えー これやるの!
こちら11

Be My Baby 猫派なんだ
こちら12

The End of the World 私たちはこの曲をブレンダ・リーの歌で知りました
こちら13

Smile このアレンジ ノックアウトされました
こちら14

 

 

 

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2026年7月10日 (金)

ベランダのピーマンと吉澤嘉代子 

久しぶりでサボテン(マミラリア)の花がたくさん咲きました。最近毎年咲くには咲くのですが一輪二輪という感じでした。元気を取り戻したのかな?

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ピーマンはフランス語(piment)だそうです。英語だと bell pepper でつまらないです。大きく育って味は文句なし。

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Babies

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Matured

ピーマン 吉澤嘉代子
こちら

最後まで聴くべし↑

ものがたりは今日はじまるの 吉澤嘉代子 (ライブ)
こちら


うちの団地周辺で生まれたイソヒヨドリはどこかに飛び去ったようです。

そのかわり10羽くらいのオナガが2か月以上逗留しています。

オナガは毎日猫会議みたいなのをやって、しかも騒ぐのでうるさいですが
姿かたちは実に美しい鳥です。

 

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2026年7月 6日 (月)

まいった

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KDDIから大量の個人情報が流出した問題ですが、流出したメールアドレスは約1223万人分で、そのうちパスワードの流出は約762万人分だそうです。KDDIの発表によると、原因はシステムの「未知の脆弱(ぜいじゃく)性」を突かれたことだそうです。

原因(どこから侵入されたかなど)はまだわかってないんですね。おそらく AIによって脆弱性が発見されて侵入されたということでしょう。AIだけが知っているのかもしれません。おかげで私まで大迷惑で、破壊されたブラウザーを復活させて、メールもブラウザーでみているような現況です。

💧💧💧
💢💢💢
⤵ ⤵ ⤵

この犯人を迅速に逮捕できないんだったら、AIはとりあえず中止すべし。でなければまさしく無法地帯です。

でも逮捕されても「AIが勝手にやったこと」なんて言いそう...

(核弾頭発射の暗号が流出してなければいいけど)

 

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2026年7月 5日 (日)

浜本沙良=Sarah

浜本沙良は1994年デビューのシンガーで、1997年に Sarah と改名しました。うちのサラの語源です。

Sarah

うちのサラ

もうリタイヤされていると思いますが、最近は多くの曲が YouTube にアップされています。あまり売れませんでしたが忘れがたいシンガーで、聴いている人は今でも多いんだなと思います。

浜本沙良 M STAGE(NTV)
インタビュー番組 最後に「ふたり」が少し放映
こちら

くれない 貴重なPV up 感謝します
こちら


アルバム  Puff
こちら

アルバム Truth of Lies
こちら


さよならは天使のはじまり(デビュー曲)
こちら

What is love (2枚目のシングル)
こちら

風の輝く場所で
こちら



feelin’ blue (陶酔的なバラード)
こちら

あたたかな夢 (独特な雰囲気に浸る)
こちら

春ある国に生まれ来て (文語の唱歌のような不思議な曲)
こちら

優しい日々 (不思議なリズムとクラシカルな優しさ)
こちら

my way home (ラテン風 ゆったりした雰囲気)
こちら

存在 (知られざる名曲)
こちら

くれない (歌謡曲風)
こちら

雲のゆくえ (夏のファンタジー)
こちら

ふたり
こちら


いつも eyes to me (私のお気に入り)
こちら

We're gonna go home  (私のお気に入り)
こちら


What is love (空気録音)
こちら

最後の休日(空気録音)
こちら







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2026年7月 3日 (金)

AIの何が問題なのか?

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私はAIによってあらゆるシステムの脆弱性が発見されて侵入され、詐欺や脅迫の材料にされたり、知らないうちにすべての情報が抜き取られていることに気が付かなかったりすることを恐れますが(自衛隊ですら1年間それに気が付かなかった)(1)、最近浜崎洋介氏の話を聴いて、AIには全く別の根本的な問題があることに気づかされました(2)。

生物は環境とのやりとりのなかで、自分が生きる道をさぐって成長し進化していくわけですが、これは個人の人生から種の進化まですべてに言えることだと思います。浜崎氏はAIによって、そのベースになる経験と試行錯誤のチャンスが失われると言っています(2)。確かに最近では自分で退職の段取りもできない人々が増えてきました。そのうち専門の会社の助けがないと離婚ができない人々も増えてくるでしょう。

人は共同体の中で生きていく精神的な技術を身につけるチャンスを失い、みんなバラバラになってしまうかもしれません。そして相談相手はAIしかいなくなってしまいます。

1)渋めのダージリンはいかが KDDIがとんでもない事態に
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/06/post-dec3a5.html

2)AIのヤバさ、あなたは気づいてる?(京都大学特定准教授/文芸批評家・浜崎洋介)
https://www.youtube.com/watch?v=oT5KE2v261Y

(素材は いらすとや より)

PS: KDDIの大失態の影響かどうかわからないのですが、私のブラウザーが勝手に初期化されてしまいました。もちろんブックマークもとんでしまって大困惑。やれやれ

 

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2026年7月 1日 (水)

続・生物学茶話305:オピオイドと受容体 その2.ノックアウトマウスを用いた研究

私たちは痛みを緩和する内在性のシステムを持っています。末梢で痛みを感じると、それは脊髄後角から脳に伝えられ、脳の指令あるいは経由する脳幹・延髄が検知してオピオイドシステムを起動し、痛みを緩和します(1、図305-1)。オピオイドシステムとは内因性オピオイドであるエンドルフィン、エンケファリン、ダイノルフィンなどのペプチドを神経細胞が合成し、それを神経伝達物質として放出して痛みを感じる神経の受容体に受け取らせ鎮静するというシステムです(2)。

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図305-1 痛みと緩和の回路

前回述べたように(3)、オピオイド受容体にはμ(MOP)、δ(DOP)、κ(KOP)の3種類があり、類縁のORL1(NOP)も報告されています。これらの機能をノックアウトマウスを用いて調べるのは生物学の基本で、結果の解析がなかなか難しいとはいえ20世紀から多くの研究室でこの種の研究が進められています。

オピオイド受容体は基本的には膜7回貫通型Gタンパク質共役受容体なので、膜貫通領域や細胞内領域の相同性は高く、細胞外領域の相同性は低いとされています(4)。したがって各受容体の差異について検討するにはエクソン1の部分を欠失した動物について調べることが重要です。このストラテジーに基づいたμ受容体ノックアウトマウスに関する初期の実験によると、このようなホモノックアウトマウスでは熱刺激・機械刺激・化学刺激に対するモルヒネの鎮痛効果が消失し、ヘテロマウスでは減弱することが示されました(5)。

またホモマウスではδ受容体作動薬の鎮痛効果にも消失・減弱がみられました。これはμ受容体とδ受容体が二量体として機能しているからだと解釈されています。μ受容体ホモKOマウスでは形態組織学的な異常は見出されず、繁殖,出産,育児機能をも含めた基本的な行動は正常でした。またδ,κ 受容体数には代償的な変化はありませんでした(5)。

μ(MOP)受容体の遺伝子 oprm1 には多くのスプライスバリアントがあり、タンパク質も膜7回貫通型のほかに1回貫通型と6回貫通型があります(6、図305-2)。このようなバリアントの存在はマウスに限られた現象ではなくヒトでも同様です(7)。ではなぜ膜1回貫通の非常に不完全な断片のようなタンパク質が進化的に保存されているのでしょうか? Luらによれば、このタンパク質は膜7回貫通タンパク質の分子シャペロンであり安定化に寄与しているそうです(6)。またエクソン11を含膜6回貫通型のタンパク質もそれなりの機能があるようです。

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図305-2 マウスμ受容体遺伝子(A)・スプライスバリアント(B)・タンパク質(C)の構造

WieskopfらはIBNtxAという化合物(図305-3)がモルヒネより効き目がよく、かつ副作用が少ない鎮痛剤であることを発見しました(8)。実用化にはまだ至っていません。この化合物は膜6回貫通型に特異的に結合して効果を発揮していて、膜7回貫通型、膜1回貫通型、δ型、κ型を全部欠いたノックアウトマウスにおいても有効であることがわかっています(6)。このことはエクソン1だけがリガンドに特異的に反応するわけではないことを示唆しています。またエクソン11が進化的に保存されているということは、膜6回貫通型のμ受容体も生理的に機能していることを意味します。

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図305-3 鎮痛剤(モルヒネ・IBNtxA)の化学構造

エクソン1、エクソン2、エクソン2-3のいずれかを欠く動物は、熱感受性が高まり、自発運動の抑制、モルヒネなどMOPアゴニストによる痛覚抑制が不可となるなどが起こることは多くの研究室で報告されています(9)。またエクソン2-3を欠く動物では、直腸を広げた時の腹部の収縮が増すという報告があります(10)。ホルマリンなど化学薬品に対する感受性も高まるようです(11)。

Lu らがまとめたμ受容体遺伝子ノックアウトマウスにおいて鎮痛効果が失われる結果(Lost)の表(6)を図305-4に示します。モルヒネだけでなくIBNtxA(3-iodobenzoyl naltrexamine)についての結果も示してあります。エクソン1とエクソン11を欠くノックアウトマウスにおいては、どちらの鎮痛剤の効果も失われます。

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図305-4 μ受容体遺伝子各種ノックアウトマウスにおけるモルヒネおよびIBNtxAによる鎮痛効果の消失

δ(DOP)、κ(KOP)、ORL1(NOP)受容体遺伝子のノックアウトマウスについての結果は、Maldonadoらがまとめています(1、図305-5)。痛みの種類によって、その情報を受け取る受容体が異なる場合があることがわかります。たとえばκ受容体の場合ホルマリンによる痛みには関与していないようです。δ受容体の場合エクソンによっても関与する痛みに差があるようです。

ほとんどは予想される結果となっていますが、ひとつ不思議なのはNOP遺伝子(Oprl1)のノックアウトによって、神経障害性疼痛が減少していることです。オピオイド受容体の存在意義に反しているように思われますが、この意味がよくわかりません。

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図305-5 δ(DOP)、κ(KOP)、ORL1(NOP)受容体遺伝子ノックアウトマウスについての研究結果

痛みを感じるということは、危機を察知するという意味で動物にとっては非常に重要な感覚です。しかしその危機を回避するためには「痛いのも忘れて=痛みを鎮静化して」、何らかの行動をとることが必要です。その意味で運動量が低下するとか(12)、記憶力や学習能力が低下する(13、14)とかのデメリットがあっても、オピオイドシステムは動物には必要なメカニズムであり続けたのでしょう。


参照文献

1)Maldonado R, Banos JE, Cabanero D. Usefulness of knockout mice to clarify the role of the opioid system in chronic pain. Br J Pharmacol. vol.175(14):pp.2791-2808. (2018) doi: 10.1111/bph.14088.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6016633/

2)脳科学辞典:内因性オピオイド
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%86%85%E5%9B%A0%E6%80%A7%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%89

3)続・生物学茶話304:オピオイドと受容体 その1.基本的メカニズムとバラエティ
https://morph.way-nifty.com/grey/2026/06/post-385b3a.html

4)脳科学辞典:オピオイド受容体
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%89%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

5)曽良一郎、渡邉秀和、畑春実 オピオイド受容体の分子生物学 日本ペインクリニック学会誌 Vol.11, No.4, pp.406-410 (2004)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc1994/11/4/11_4_406/_article/-char/ja/

6)Lu Z, Xu J, Xu M, Rossi GC, Majumdar S, Pasternak GW, Pan YX. Truncated μ-Opioid Receptors With 6 Transmembrane Domains Are Essential for Opioid Analgesia. Anesth Analg. 2018 Mar;126(3):1050-1057. doi: 10.1213/ANE.0000000000002538.
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12)中村和浩ほか オープンフィールドテストを用いたミューオピオイド受容体欠損マウスの運動評価
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14)毛利彰宏,野田幸裕,鍋島俊隆 モデル動物を用いた水探索試験における潜在学習能の評価方法
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