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2026年1月11日 (日)

葛飾シンフォニーヒルズの都響

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青砥の葛飾シンフォニーヒルズに行ってきました。このプログラム表紙はシックかつクラシックなデザインでとても好感が持てます。葛飾シンフォニーヒルズは、TCPOが本拠地としている江東区のティアラ、新日フィルがレジデントとなっている墨田区のトリフォニーに比べると後れを取っていて、プロオケの来演は珍しい時代が続いて名前負けしていましたが、最近はおそまきながらなんとかしようとしているのかもしれません。

私の家からは近場なのですが、上記の理由で来たのは10年ぶりです。前回も都響のコンサートでした。珍奇な四季だったと記憶しています。しかしなにしろ10年は空きすぎです。駅を出るとすぐ自動販売機だけの薬店があってびっくりしました。これで良いのならそのうちAI搭載のロボットが店番をやっていて、どんな薬がいいか、どの位置で買えるかなど相談に乗ってくれることになるのでしょう。それは便利などと思わない方がいいです。これは人がいらないってことですから、あなたもそのうちいらなくなるでしょう。

それにしても青砥は人が多くて、まだ東京の街はずれでもこんなに人がいる場所があるんだと安心します。ドトールなんて行列をなしていて、うしろのおばあちゃんに「席は先にとっておいた方がいいよ」とアドバイスされました!?

さてホールの席についてびっくり。圧倒的に女性が多い。私のコンパートメントは3:12でした。おそらく牛田君のファンがつめかけたのでしょう。ソールドアウトです。しかし女性トイレは大変です。指揮者のタンさんはシンガポールの人ですが、北京とシンガポールで常任をやっているそうです。

牛田君の演奏はいかにも古典派むきのケレン味のない明快な演奏です。都響の皆さんもモーツァルト(劇場支配人序曲と戴冠式)は楽しそうに演奏していました。タンさんの指揮も腕を大きく使うアクションで明快です。満場の拍手に答えたソリストアンコールはトロイメライでした。

「新世界より」は凄い演奏でした。乾燥した気候のせいか、弦特にチェロが異常に気持ちの良い音で鳴り響き、管楽器も絶好調です。南方さんも絶好調で素晴らしい「アレ」を聴かせてくれました。何度も聴いていますが、音響的にはベストだったんじゃないかなあ。今日の都響の音を聴くと、サ芸文の音はみんな嘘だったんじゃないか、これがほんとの素の都響の音だと思わせるものがこのホールにはあります。ホールの響きではなく、素のオーケストラの音です。アンサンブルもエキストラの方々も含めて素晴らしく、昔新宿文化会館で聴いたドレスデンフィル以来の大感動の「新世界より」でした。

帰りは例によって都響の皆さんに追い抜かれましたが、豆腐屋さんに寄ってがんもどきを購入し夜ご飯にたべました。圧倒的な美味。やっぱりスーパーの商品とは違います。

 

 

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