アブラゼミと百日紅
酷暑の夏に咲く百日紅(サルスベリ)
百日紅(サルスベリ)にしがみついて鳴くアブラゼミ
アブラゼミは最近減少しているようです。どうも雨がふらないと地面が硬くなって、幼虫が地表に出てこれず土の中で死んでしまうからのようですが、幸い今年はときどき夕立で雨が降ることがあってなんとか命脈を保っているようです。
さてここにきて百日紅(サルスベリ)が咲き始めました。もともと熱帯の植物らしく、この猛暑でも意に介しないようです。樹皮がツルツルでさすがに蝉もとまれません。ならばと先端の非常に細い枝につかまって鳴いているアブラゼミをみつけました。
鎌倉時代から歌に詠まれています
足引の山のかけぢのさるなめりすべらかにても世をわたらばや 藤原為家
かけぢ=険しい山道 さるなめり=百日紅
当時から世渡りは難しかったようで、当時の歌詠みも誰が歌集の撰者になるかという権力闘争が激しかったようです。家庭問題や遺産問題でもトラブルがあったとか(*)。
*https://www.asahi-net.or.jp/~SG2H-ymst/yamatouta/sennin/tameie.html
昨日 NHK ~ETV特集 昭和天皇 終戦への道〜外相手帳が語る国際情報戦〜 を見ました。
東郷茂徳外相の手帳の内容が公開されたことにちなんだ特集で、戦時中の情報戦の様子が明らかになりました。
この番組を見てまずわかったのは、なぜ左翼でもない加藤陽子が安倍や菅に忌み嫌われパージされたかというのは、彼女が戦争中の天皇・政府・大本営の行動を正確に検証しようとしていたからなのでしょう。広島や長崎に原爆が投下されたことについて、日本の降伏についての交渉の仲介を、昭和天皇がソ連に依存する気持ちが強すぎたことに大きな責任があることが東郷外相の手帳から読み取れます。もっともその前に関東軍の暴走を止められなかったことについて、昭和天皇に責任があったことはすでに多くの人が認めていることですが。
私が思うのは、ゾルゲと尾崎を泳がせておけばソ連が連合国との交渉を仲介する意思がないという情報を得られたかもしれないということで、この情報が得られなかったことが交渉の時期を失して原爆投下を招いてしまったことの要因なのでしょう。
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