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2025年1月25日 (土)

>石破殿 楽しい日本にはならないよ

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小春日和で団地のサザンカは満開。ヒヨドリはうちのベランダで縄張り宣言。

人間社会の醜悪さをよそに、花鳥は元気です。

古市憲寿「やっぱりフジサンケイグループ代表の日枝さん中心とする経営陣が、1回全部どいてもらわないとこの問題は収束しないと思う」

堀江貴文「日枝に行かないと何の意味もないよ。みんな日枝の腰巾着なんだから」

村西とおる 相手の男が妻帯者であることに怒った母親メリーは烈火のごとく「娘を傷モノにした」とフジテレビに乗り込み、日枝さまに直談判したのでございます。驚いた日枝さまは、飛ぶ鳥を落とす勢いのジャニーズ女帝の前で為す術もなく白旗をあげ、今後はジャニーズの件は「日枝案件」として取り扱う、となったのでした。

玉川徹「日枝さんに会見に出てもらわないといけない。正直に話すというなら、日枝さんが参加することが必要」

フジテレビ社員説明会 「質疑応答で社員が涙ながらに、日枝(久)相談役を含めた経営陣全員の辞任を求める場面もあった」

フジテレビ労組要求 「日枝久取締役相談役、嘉納修治代表取締役会長、港浩一代表取締役社長の出席を伴う会見の実施を遅くとも今週中に発表、1月27日(月)には実施すること」

東京のエンタメの要である東京都歴史文化財団の理事長は、そのフジサンケイグループの総帥日枝久氏だし、東京文化会館の館長も日枝久氏です。

ジャニー喜多川という人についてウィキペディアを見てみると、彼は米国軍人として朝鮮戦争に参加し、退役後は米国軍事顧問団の職員として日本に移住して米国大使館に勤務していたそうです。つまり米軍のエージェントなんですね。こんな人が日本のエンタメの中心にいたわけです。

フジテレビの一件はともかくとして、自民党政権は貧富の差を広げるような政策ばかりに熱心だってこと。国民民主党が言ってる103万円の壁も、突破するとより貧富の差が広がるそうじゃないですか。大企業と連合は一体であり、彼らが損をするような政策は日本では実行不可能です。だけどそれをやらないとますます殺伐とした事件は増え、人口は減少し、エンゲル係数は増加するという結果は避けられません。ともかく自民党は経団連と、立憲は連合と距離をおかないと、どうしようもありません。トリクルダウンはないのです(1-5)。

1)朝日新聞 「トリクルダウンはなかった」限られた緩和の恩恵、増えたゾンビ企業
https://www.asahi.com/articles/ASSDZ3C2RSDZULFA01QM.html

2)浜田宏一氏証言 トリクルダウン起こせず
https://www.tokyo-np.co.jp/article/237764

3)世界不平等レポート2022  「トリクルダウン」は幻想であり、富裕層への増税は必然
https://www.businessinsider.jp/article/247566/

4)ロンドン スクールオブエコノミクス トリクルダウンは存在せず「富裕層を支援しても貧困層は豊かにならない」という研究結果
https://gigazine.net/news/20210109-tax-cuts-rich-no-trickle-down/

5)竹中平蔵 トリクルダウンあり得ない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172701

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