フルシャ-都響@サントリーホール 2024/07/05
本日のコンマスはボス矢部(サイドは水谷氏)にもかかわらず、そして梅雨中にもかかわらず、お天気はなんと快晴。しかも異常な暑さです。かなり久しぶりのサントリーホールですが無事帰れるか!?
数ヶ月ぶりで森ビル2Fの水内庵(みのちあん)に行ったら数人表に並んでいました。私も後ろについていたら入店する前に注文をとりにきましたので玉丼を注文。ここの味はとても家庭でだせるものではありません。夜の営業は予約で満席だそうです。
カラヤン広場に降りていくと、さすがに滝が稼働していました。
この滝 昔はこうでした
水は流しているので、ここをケチったわけではありませんが、滝の裏側にあった数台以上のテーブルと椅子は撤去されました。多分管理の問題なのでしょうが、最近はなんでもプロバイダー・カンパニ-の都合で事が運ばれ、カスタマー・市民の便益は無視される傾向にあります(駅から時計を撤去する、健康保険証を廃止するなどその典型)。政権交代したら是非ここは改善して欲しいと思います。
前半のプログラムのソリストは五明佳廉さんです。前に聴いたときは若手のバリバリでしたが、とんがることなくロマンチックな演奏を聴かせてくれました(1)。今回はさらにそれが進化して自信を持って大胆に演奏しているようで、大家っぽくなってきました。興に乗るとものすごく背中をそらせて演奏するのが気になりましたが・・・。ソリストアンコールのピアソラもすごい技巧で聴かせてくれました。
フルシャは電話帳みたいな分厚いスコアを譜面台において、5秒おきくらいにページをめくりますが、それが全く気にならないくらい音楽に没入させてくれます。じっくりとかみしめるような演奏で、それはそれで素晴らしいのですが、カラヤンの演奏ではじめてブルックナーに目覚めた私としてはかなり違和感はありましたね。
指揮者のソロアンコールでボス矢部をつれて現れたフルシャ。
1)https://morph.way-nifty.com/grey/2022/10/post-0ce609.html
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