大友-都響 サン=サーンス オルガン付き交響曲@サントリーホール 2023/12/02
昨日は都響のプロムナードでサントリーホールまで行ってきました。昼間のコンサートなので、思ったよりも寒くなくて助かりました。お天気も良くてさすがに重さん(コンマス)。サイドはマキロンです。マエストロは大友さん。
カラヤン広場には例によってクリスマスツリーが出ていましたが、それなりに凝ってはいるものの、あまりに地味です。六本木通りの電飾もなく、至る所で日本の没落を思い知らされるようで気分は良くないです。そんな日本ですがオケとサッカーだけはまだまだ上げ潮と思いたい。3番目の写真は千葉NTのツリーですが、これはまだまだ頑張っています。
上野さん委嘱のデュビュニョンのサックス協奏曲が世界初演と言うことで、9割くらいの入りで盛況でした。上野さんの熱演で盛り上がりましたが、第1楽章は失礼ながらうるさいだけの音楽という感じでした。第2楽章からはそこそこ楽しめました。特に第3楽章はクラシック音楽とジャズを融合した面白さがありました。しかしこの曲が本当にクラシックになるにはなにかが足りないと思います。まあサックス協奏曲というのが希少なので、一部で珍重される可能性はあると思いますが。
マエストロ大友の都響での指揮は以前に多分調布で聴いたことがありますが、その時の「新世界より」がなにかせかせかした無感動な演奏でがっかりした記憶があったので、あまり期待していませんでした。ところが今日の演奏は非常に力強く都響も好調で、意外にも素晴らしいストレス解消になりました。サン=サーンスのオルガン付きは何度もサントリーホールで聴いていますが、今日は特にオルガンの音量が大きく明瞭にきこえました。調整したのでしょうか? やはりこの曲はこのくらいオルガンが目立たないといけないと思いました。
最近はタクシーがいなくて、帰宅するのも大変です。今年から特に減ったように思います。以前に昼間駅から電話でタクシーを呼んだのですが、「駅には配車できません」というアンサーで呆然としたこともあります(駅に配車できなくてどこに配車するのでしょうか???)。コミュニティーバスなんて市役所のアリバイ作りみたいなもので、スカスカの時刻表ですから役には立ちません。さすがに政府はライドシェアーをやろうとしていますが、もたもたしていますし、たとえ実現しても本当に現状が改善されるのか心許なくもあります。
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