国民は新政権を待望しています
自公政権の人気がありません。バブルが終わった頃から言っていることなのですが、日本は貿易戦争をやって勝てると思うのは間違いだというのは子どもでもわかることなのに、自公政権はずっとそれをやってきて新興国に次から次へと敗北を重ね、ボロボロになって今日に至りました。人気が無くなるのは当然です。
政府は二言目には「自由で開かれた」と自慢げに言ってきましたが、それで国家がさまざまなジャンルで負け続けているんじゃお話になりません。トイレは日本のものが素晴らしいとはよく言われますが、コロナで貿易が滞った頃に、家を建てたがトイレとキッチンが中国からの輸入なのでできないということがわかってがっかりしたのは最近の話です。
「自由で開かれた」の最大のお仲間としている米国は全然自由で開かれた国ではありません。対日本の貿易赤字がかさんだときには、アンチ日本の大バッシングを行い、いろんな策略で赤字を縮小しましたし、中国との競争で負けそうになると政治力を駆使して外国まで巻き込み、アンチ中国の大バッシングを現在進行で行っています。
日本はそんな政治力はないので、鉄鋼・船舶・航空機・電化製品・携帯スマホ・半導体・医療機器・肥料・種・食料品・衣料・マスクなど自動車以外のあらゆる分野で負け続け、結局円安に頼ることになっています。円安になると国民生活は苦しくなります。
もしも自公政権に変わる政治勢力が出現するとすれば、やることは一つ、「自由で開かれた」というのをやめて、「管理貿易」政策をやるしかありません。企業を外国との競争から解き放ち、国内のみの競争として、日本でできないものだけ輸入することをめざします。我慢も必要です。もし日本でスマホができないというなら、あの二つ折りの携帯電話でいいじゃないですか。日本だけ水素自動車でも結構ですよ。
日本は広大な海洋を排他的経済水域として持っているのですから、なるべく牛豚の肉食をやめて魚を食べるという生活の改善も必要です。そのために海をきれいに保ち、漁業資源が枯渇しないような対策も必要です。海上保安庁の強化も必要でしょう。若い人々が農業で生計を立てられるような対策も必要です。小麦ではなく米を食べましょう。個人的には米でスパゲティを作ってくれるとうれしい。
政治的には日米安保条約を平等条約に進化しようとすると、日本は米国の戦争に巻き込まれてしまうので、不平等であるのがまずいとするなら廃棄するしかありません。米国は第二次世界大戦後もほとんど絶え間なく戦争をやってきた国なので、対等な日米安保条約になると、日本も絶え間なく戦争をやっている国になってしまいます。それは日本の憲法・国是に反します。日本はASEANの一員として、中国と米国の中間に位置するべきでしょう。自公政権に対峙して新しい日本をめざそうとするならそのくらいのことはやりましょう。
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