IWJの悲劇
IWJ(Independent Web Journal) の岩上安身氏が官邸の記者会見から排除されたそうです。特に何のトラブルも起こしてないので、本人も狐につままれたような感じだと思いますが、そうだとすると日常の報道の内容が政府の気に入らなかったということでしょう。IWJの記事は福島第一原発事故の頃読んでいました。よく取材して書いている良心的な記事だと思っていました。望月衣塑子氏の排除もひどいものですが、ややしつこい感じもあったのでわからないでもありません。しかし岩上安身氏の排除は会場でのトラブルもなく突然ということで、より純粋に政府に批判的な記者の排除というあまりにも露骨な言論弾圧です。
彼の「X」(旧twitter)の内容を見てみると、最近はよくウクライナの右翼の悪行について書いているので、これが政府にとって好ましからざる報道だったと思われます。ウクライナは「善」、ロシアは「悪」というイメージを固定しなければならないというのは、NATOに媚びを売りたい政府にとっては絶対の政策なのでしょう。ウクライナの反政府勢力もそれなりに政権に反対する理由があるわけで、彼らの意見を一切黙殺するというというのは、言論の自由の根幹に触れると思います。
岩上安身氏のX
https://twitter.com/iwakamiyasumi
IWJの記事
https://iwj.co.jp/
(写真はウィキペディアより)
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