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2023年1月29日 (日)

地球は寒冷化に向かうのか?

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2015年に管理人は、ヴァレンティナ・ザルコヴァ教授の研究室が報告した論文が「地球は寒冷化の方向にある」ということを示唆しているという記事を書きました。
https://morph.way-nifty.com/grey/2015/07/post-24ab.html

昨今の寒さから考えると、彼女らの意見が正しいのではないかと思えてきます。
当時の記事を一部再掲します。

「Maunder minimum (マウンダ-極小期) という言葉を最近知りました。これは1645年から1715年にかけて起こった、太陽の黒点がほとんどみられなかった期間だそうです。この時期にはテムズ川の凍結が起こるなど、地球はミニ氷河期だったそうですが、最近ニューカッスルの Northumbria 大学教授 Valentina Zharkova が英国天文学会で報告したところによると、あと15年前後で地球は再びそのミニ氷河期に突入するとのことです。

報告の内容は私には理解できませんが、権威のある専門誌に論文も発表されているので、信頼できる報告だと思います。私たちも準備する必要があります。私が政府高官なら、嘉手納基地を返還してもらって、首都を沖縄に移転する準備をしますが、どうでしょう。これはまじめな話です。東京は雪が降るとジ・エンドです。いやいやその前に多摩川が凍結したら、どこから水道水を供給するのでしょうか?

ザルコヴァ教授は “The Sun buys us time to stop these carbon emissions” (太陽は二酸化炭素放出を削減するための時間を私たちに買ってくれたのです)と発言しています。そうですね、寒いからと言ってバンバン石油や石炭を燃やしていると、氷河期が終わったときに想像を絶する危機がせまってきます。この太陽がくれた絶好のチャンスに、私たちは地球温暖化を防ぐための施策を完了しなくてはなりません。」

サイモン・シェファードらの論文(フリーで読めます)
PREDICTION OF SOLAR ACTIVITY FROM SOLAR BACKGROUND MAGNETIC FIELD VARIATIONS IN CYCLES 21-23
Simon J. Shepherd, Sergei I. Zharkov, and Valentina V. Zharkova
Published 2014 October 13
The Astrophysical Journal, Volume 795, Number 1
DOI 10.1088/0004-637X/795/1/46
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/0004-637X/795/1/46

鎌田浩毅(京都大学) トンガの海底火山噴火から想定される気候寒冷化
現在、世界中で問題となっている地球温暖化は、1回の大噴火による急激な寒冷化で状況が一気に変わるかもしれない。
https://ieei.or.jp/2022/03/expl220301/

丸山茂徳(東京工業大学) CO2温暖化説はねつ造
IPCCは、自分たちが導き出した、過去の気温は一定であるという話に一致するように、各種の変数を調整した。例えば、過去1300年間のCO2、CH3、N2、H2Oなどの温暖化ガス、あるいは雲量など寒冷化の要素を気温が一定になるように操作した。その上で、過去約130年間の要素のうち変化しているのはCO2濃度だけだから、気温が0.8℃上昇したのはCO2濃度が原因であると説明した。見かけは、たくさんの要素を入れた複雑な気候モデルに見えるが、中身はでたらめだ。これがGCM(全球気候モデル)の実体だ。 
https://www.fn-group.jp/2855/




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