サラの考察25:少子化問題
私「日本は少子化で滅亡しそうなんだよ。何かいいアイデアはないかな」
サラ「母猫は1ヶ月しか子猫の面倒は見ないのよ。寿命の差を考えて人になおせばせいぜい数ヶ月程度。20年も面倒見なきゃいけないなんて人は異常としか思えない」
私「それは種によって成長が違うんでまあ仕方ないんだよ。戦前は子供が数人いるのは普通で、私の大伯父などは16人もいたんだけどね(母親は2人)。別に大学なんか行ってなくても普通に成長してそれぞれ生きていけた時代だったようだ」
サラ「ふむふむ」
私「子供が16人いても誰も保育園なんて通ってないし、乳離れしたら放置が基本で、どうしても必要な世話は年長の兄姉がやるということで、先に生まれた者は大変だったと聞いている」
サラ「要するに放置を基本とすれば少子化は解消するってこと?」
私「放置というとすぐに炎天下の車の中に子供を放置というのを思い出すけれど、これは放置じゃなくて監禁だろう。どこにでもいけるようにしておいたら死なないんだよ。」
サラ「猫はマイクロチップを埋め込まれるけど、あれを人の子供にも埋め込めば場所はわかるわね。自由猫が熱射病で死んだっていうのもないわね。猫の頭脳でも暑けりゃ涼しい場所に移動するからね」
私「そうそう。だから科学が発達した現代では、戦前よりも少ない労力で子育てはできるはず。近藤とも氏によると肉食の習慣はここ50年ほどのことで、戦前は牛や豚を食べるなんてほとんどやっていなかったので(1)、本当は食費だってもっと節約できるはずだよ」
サラ「いろんな子育ての仕方を認めるということね」
私「ごはんだけ食べさせてあげれば、あとは放置してもバッシングを受けないという社会的コンセンサスが必要だと思うね。子育てに税金をどんどんつぎ込むと、税金がどんどんふくらんでマッチポンプになってしまう。戦前は子供が多すぎて困っていたんだから、そこにヒントがあるのは当然だと思うよ。戦後でも私が子供の頃は保育園はなく4歳くらいから幼稚園に通っていた子が多かったけど、スクールバスなんてなくて私も含めて一人で1キロくらい歩いて通うのは当たり前。車は結構走ってたけど、はねられたという話は聞いたことがないね。そういう育てられ方をしてたんだね」
サラ「少子化解消のためには、たくさん産んで放置で育てるってことが出発点ってことね」
私「そうそう。それを社会が認めることが大事」
1)近藤とも 私たちはいつから肉を食べるようになったのか?日本人と肉の歴史を徹底解説!
https://intojapanwaraku.com/culture/48024/
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