インバル都響 フランク交響曲ニ短調@東京芸術劇場2022/12/20
平日のマチネなのにインバル都響の公演は大盛況でした。クラシック音楽の演奏会でクラスターが発生したという話はききませんし、会社を休んで来ている人も多いようです。
いつも思うのですが、スタインウェイのピアノでベートーヴェンを演奏すると何か違和感があります。私はヤマハの方が圧倒的に適合していると思います。ヘルムヒェン氏は独自の世界をスタインウェイと共に完全に構築していて完結しています。ベートーヴェンの音楽がこんな高雅な響きでいいんだろうかと思いますが、まあ四の五の言わずに「私の世界に酔ってくれ」と言うことなんでしょう。ソリストアンコールのシューマンも完全にヘルムヒェンの世界。
メインはフランクの交響曲。これはとてもフランクらしい響きでしっくりきました。イングリッシュホルンのソロはいつもの南方さんではなく大植さんでした。私はこの第2楽章がお気に入りです。やたらと豪華なハープも好アシスト。弦も管も絶好調で素晴らしい演奏を有難う。第2楽章の主題を口笛で吹きながら帰路につきました。
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