小泉-都響 チャイコフスキー交響曲第4番@東京芸術劇場2022/05/25
都響は以前の賑わいが戻って快調に復活しました。池袋の街も賑やかで活気をとりもどしています。今日の指揮者は小泉さん、コンマスはボス矢部、サイドはゆずきです。ソリストは清水さんで、ラフマニノフの2番のピアノコンチェルト。この曲は曲自体が素晴らしいので、普通に衒いなく弾いていただければメロディに没入できる曲です。清水さんは巨匠ですが、瑞々しいタッチで聴かせていただいて大変楽しませていただきました。
後半はチャイ4ですが、なぜか指揮台を交換して背もたれ付きになりました。今日はかなりエキストラが多くて、特にクラリネットのN響の方は目立っていました。この方のプレイスタイル好きです。もうひとり珍しかったのはヴィオラに黒人奏者の方が参加しておられたことです。チャイ4は欧州での演奏会にも持って行ったくらいで、都響の18番です。
都響は小泉さんが指揮をすると、なぜかのびのびと思い切り弾けるみたいで、特に弦楽器のアンサンブルの凄さはこの大編成でも全くゆるぎなく、まさしく鳥肌ものです。最近割とうるさいことが多い柳原ですが、今日は目立たず良いバランスで演奏していました。打楽器は今日くらいガンガンやった方がいいですよ。特にこの曲の場合はね。
終了後1Fに降りたら、「風呂敷東京」という催し物をやっていて、皆さんに風呂敷を無料で配っていました。東京都も税金使ってバカなことをやるものです。私も並んで風呂敷をもらって帰りましたが。
| 固定リンク | 0
「音楽(music)」カテゴリの記事
- My Name is Buddy: Ry Cooder(2025.06.21)
- グレン・グールドは誰に演奏を聴いてもらいたかったのか(2025.06.19)
- 都響 ハルサイ(2025.06.14)
- World music collection 26: Jack & Daisy(2025.06.07)
- サボテンの花 2025(2025.06.02)
コメント