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2021年9月 3日 (金)

枝野幸男に告ぐ

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自民党の本質はグローバル資本主義であり、安倍政権以来特に右翼という外套をまとってきましたが、そのようなものはあくまでも右翼の支持を得るためのみせかけであり中身は「銭ファースト」です。その証拠に右翼が嫌がる外国人労働者の導入を推進し、右翼が嫌がる大量の中国人・韓国人旅行者で稼ぐシステムの確立をやってきました。負け続けて国民はずいぶん貧乏になった日本の資本主義ですが、これで少しは失地を回復したことは認めます。

その一翼をになってきた菅・二階政権が倒れ、次はどんな衣をつけるのでしょうか? 岸田じゃあ右翼の衣はつけられません。これからの世界は中国がえげつない資本主義、米国は内向きの社会主義に傾斜していきます。日本はカマラ・ハリスやオカシオ=コルテスとうまくやっていける総理をたてなければいけません。オカシオ=コルテスなんてアメリカの基本思想に反するゴミだなんて考えてはいけません。彼女の師であるバーニー・サンダースはあの年齢であと一歩で大統領というところまで行きました。オカシオ=コルテスのインスタグラムのフォロワーは720万人もいるんですよ。彼女は次の次あたりに大統領になるのではないかと私は予想しています。

カマラ・ハリスはややエスタブリッシュメント寄りでオカシオ=コルテスよりマイルドとは思いますが、それでも内向きで社会主義的であることはかわりません。バイデン政権は早速アフガニスタンから撤退しました。これからも世界の警察になることはないでしょう。そんななかで日米安保などは有名無実となります。私が米国市民なら、日本が中国に侵略されたときに、核戦争の危機を顧みないで中国と戦うことなど支持するわけがありません。結局日本の米軍はアフガニスタンと同様引き上げることになるでしょう。それでも日米安保は名目的に存在する必要はあると思いますが、それなら現在のような異常な負担をする必要はありません。

こんな中で日本の平和を維持するには、中国とうまくやっていける政治家が絶対に必要です。二階はそういう意味では貴重な政治家ですが、いかんせん年を取り過ぎました。枝野が政権を継続したいなら、必ず中国に食い込まなければいけません。それにはそれなりの政治家を育てなければいけませんが、とりあえず天皇陛下の南京訪問からはじめるのが良いと思います。オバマも広島にやってきました。中国語を義務教育の必修科目に加えること、漢字を中国と統一することなども考えられます。

つまり経済的には中国の資本主義とうまく付き合いながら、政治的には米国のパートナーとしてやっていけるような政治家を日本は必要としています。世界資本や中国資本に食い殺されないようにするためには、グローバリストを政権の経済担当にしては絶対にダメです。それで日本は30年間負け続けてきました。最低限の食糧の自給自足をめざし、外国製品に圧倒されて国内の企業が次々買われてくのを阻止する反自由貿易主義的政策は必要です。それはそれとして、個人的には銭より科学と芸術を重視する政治をやってほしいと思います。

最後に地球は一番外側の地殻以外は灼熱のマグマでできた星であり、エネルギーで困るなんてありえない、国立公園にどんどん地熱発電所を建てればエネルギー問題は解決します。発電所もなれれば景色の一部です。

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