2020の北総桜並木
疾病蔓延で騒然たる人の世をよそに、咲き誇る桜の並木。ここ10年くらいずっと4月の第1週からだったのが、今年は1週間半くらい早めの開花で、気候の異常さがうかがえます。
3月は何度か都響の演奏会に行こうと思っていたのですが、すべて中止になり団員も私たち会員も茫然自失です。ライヴハウスもすっかりターゲットになってしまって身動きとれず、音楽界の火は消えました。小池知事からもロックダウンという言葉が発せられて、ここ数日の状況次第では本当に東京ロックダウンという事態にもなりかねません。そうなると北総民は矢切までしか行けないことになります。
こうなったのもダラダラ規制でこの2ヶ月やってきたからで、もっと短期間でビシッと終わらせるという施策をやらなかったのは政治の失敗と言えます。最近テレビタックルという番組で「日本はPCR検査後進国である。なぜそうなったかと言えば健保組合が点数の高いPCR検査を忌避して排除してきたからだ」と指摘した人がいてなるほどなと納得しました。
ここ30年くらい日本は実質金利ゼロで、つまり銀行が投資しても利益が得られないという沈滞状態にあります。それはマクロな観点では資本主義の終焉と言えますが、世界の中でも特に日本がダメだったのは、日本人の約30%のコア自民党支持者のせいだと思います。彼らは生理的に外国人が自分たちの世界に侵入してくるのを忌避する人々で、政治家はわかっている人もいるのですが、彼らのせいで移民政策を全く推進できなかったことが日本の没落を招いたのです。もちろん外国人が増えれば文化的衝突が発生し極右勢力も台頭するでしょうが、そんななかで同じ敗戦国でありながら高齢化を回避して経済発展をしているドイツをみよと言いたい。
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