ミレッラ・フレーニを偲んで
ミレッラ・フレーニが本年2月9日に亡くなりました。彼女の「Mi chiamano Mimi(私の名はミミ)」を聴くといつも泣いてしまいます(他の歌手が歌っても泣きはしない)。
作曲者のプッチーニの死後、年月を経てこの曲は歌うべき歌手に巡り会いました。
合掌。
https://www.youtube.com/watch?v=yTagFD_pkNo
(スカラ座の公演)
https://www.youtube.com/watch?v=GI5TovjByB0
(カラヤン ベルリンフィルと)
https://www.youtube.com/watch?v=rAbN5NW5eR0&t=39s
(来日公演 ウラディミル・ギャウロフ指揮 日本フィルハーモニー)
「Mi chiamano Mimi(私の名はミミ)」
(Musica Classica のサイトから)
https://tsvocalschool.com/classic/mi-chiamano/
えぇ、私はみんなからミミと呼ばれています。でも、私の名前はルチーアです...
私の話は短いですよ...
家でも外でも布や絹に刺繍をしています...
私はもの静かで幸せ者で、私の趣味はユリやバラを製作することです...
私はこんな事が好きです。とても甘い魅惑を持ったもの、愛について、春について語ること、
夢について、そして幻想について語ること、詩という名を持つ こんなことが...
あなたは私を理解できますよね?
私はみんなからミミと呼ばれています。それがなぜかは知らないわ。
私は一人で昼食を食べます。
いつもミサに行くわけではないけど、十分に神様にお祈りはしているわ。
私は一人で、独りぼっちで暮らしているの。
あそこの白い小さな部屋で、屋根の上を、そして空を眺めているの。
でも雪解けが起こる時、最初の太陽は私のもの...
四月の最初の口づけは私のもの...最初の太陽は私のもの。
花瓶からバラが芽を出すの...
私は花びらを1枚ずつ垣間見るの!
花の香りはこんなにも優美なのよ!...
でも、私が作る花は あぁ!...
私が作る花は あぁ、香りを持たないの!
他に私のことでお話し出来ることはないけれど
私はうるさく邪魔しにこんな時間に外からやってきたあなたの隣人です。
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