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2020年2月 8日 (土)

五大陸音楽巡り 都響-小泉@サントリーホール2020/02/08

Imgkoizumi

今朝は極寒でしたが、お昼近くなるとそこそこ気温も上がって冬晴れの気持ちの良い日です。感染がいやですが、おそるおそるサントリーホールへ。パンデミック前夜のようなマスク着用者の多さが異常です。

客席は隙間だらけで8割もはいってないようです。都響の演奏会としてはめずらしいことです。これは明らかに感染を恐れてのことでしょう。本日のマエストロは小泉さん、コンマスは四方さん、サイドはゆづきです。今日は短めの有名曲ばかりてんこ盛りのコンサート。

オーケストラの性能を誇示するには最適の曲が多く、実際都響はそのアンサンブルと運動性能を最大限披露してくれました。雄渾なレ・プレリュード、手に汗握るガイーヌが特に素晴らしかった。後半の2曲もスペインやプロヴァンスの情緒豊かに楽しく聴かせてくれましたが、できればここよりデッドで解像度の高い文化会館か芸術劇場で聴きたかったと思いました。

>小泉さん 太鼓の位置決めしてる途中で演奏始めちゃだめでしょう!

都響は今夏ヨーロッパ公演が予定されてますが、私は反対ですね。これからのマーケットとしては中国と東南アジアが有望なので、毎年どちらかで公演を行って開拓した方が、今後のことを考えるとベターだと思います。今は東京が世界最大のクラシック音楽のマーケットですが、団塊の世代がそろそろ出づらくなる年齢に到達しており、これから中国は特に世界のオーケストラが競合する主戦場になるのは目に見えています。ここでお客をつかめるかどうかが、オケが存続できるかどうかの境目になりそうです。

 

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