小泉ー宮田ー都響 ブラームス交響曲第2番@東京文化会館2019/07/16
雨模様のジメジメしたお天気で、コンマスはやはり雨ボス矢部。サイドはゆづきです。都響のポスターは、最近2~3回分をひとまとめにした省エネスタイルなのですが、本日のポスターは片面刷りで今回オンリーの豪華版(図参照)。
早めに席に着くと、クラリネットの三界さんと糸井さんが念入りに音合わせをやっていました。とても珍しい光景です。会場の東京文化会館大ホールは、ほとんど満席の大盛況でした。
指揮はいまや巨匠の風格がうかがえるマエストロ小泉和裕、ソリストは今をときめく宮田大氏です。宮田氏は体調が思わしくなかったのか、異常に汗をかいていましたが、演奏はもう完全に宮田氏独自の世界で天国的な美しさでした。ドヴォルザークの音楽を使った最高級の和会席とでも言っておきましょう。
休憩後のブラームス交響曲第2番もオケの定番で、これで受けなきゃオケをやってる意味が無いという曲。さすがにマエストロ小泉は重厚な足取りで、ここぞというときにエネルギーを噴出させるという巨匠スタイル。しかし柳原や鷹栖には存分に吹かせて、若いエネルギーもうまく使っていました。五十畑の寝癖が気になります(誰か注意してやれよ!)。
オーケストラにも格調が必要だという意味では、小林久美は素晴らしかったと思います。コスチュームと演奏する姿が実に清々しくて周りの空気が変わります。弦楽器の最前線で格調高い雰囲気を持っているのは、本日のメンバーだと彼女だけでしょう。その彼女が第4楽章で、左足で床をたたきながら演奏していたのには驚きました。いつも冷静沈着に見えますが、本日はノリノリでしたの巻。
ところで文化会館の駐車場に止められていたポルシェ・カレラは誰の?
宮田大の演奏:
https://www.youtube.com/watch?v=1mWfkOa-r0M
PS 講演終了後に協賛のシャトレーゼさんからお菓子のプレゼントをいただきました。千葉ニュータウンイオンのお店はときどき利用させていただいております。どうも有難うございました。
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