アラン・ギルバートー都響:ブルックナー交響曲第4番@東京芸術劇場2019/07/24
久しぶりに晴れた日のコンサート。都響ーアラン・ギルバートのコンビで芸劇です。コンマスは珍しく晴れボス矢部、サイドは山本さんです。アラン・ギルバートの登場ということで、団員にも気合いがはいっている感じです。ちなみにマキロンは、これで歩けるのかという感じのピンヒール。
平日マチネにしては盛況でした。3F以外は90%以上の入りでしょう。1曲目の「プラハ」は苦手な曲なのでコメントはパス。休憩後のメインはブルックナー交響曲第4番です。
西條は都響HPではちょびひげをはやした写真が掲載されていますが、きれいに剃ってイケメン風でした。ブルックナーの交響曲ではホルンがキーポイントなので、活躍が期待されます。
アランの演奏はあらゆる細部にこってり味付けをするという、ブルックナーの演奏としては特異なものでした。しかしそれは決して作為や暑苦しさを感じさせるものではなく、むしろ爽やかな印象すら与える巧妙な仕上がりでかなり驚かされました。宗教的な雰囲気は皆無で、むしろアルプスの草原を思わせる爽快さが感じられました。
第2楽章のヴィオラなど素晴らしいアンサンブルでした。そのほかすべてのパートが頑張っていましたが、ホルンはやや素っ気ない演奏で、もう少しロマンティックであってほしいと思いました。
アバード&ウィーンフィルの演奏:ロマンティックなホルン。
https://www.youtube.com/watch?v=gcBg-tXn0fs
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