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2018年10月20日 (土)

大野-都響 サン=サーンス交響曲第3番オルガン付き@サントリーホール2018・10・19

Img今日は矢部ちゃんがコンマス(指揮はマエストロ大野、サイドはゆづき)でやっぱり雨降りの六本木。

サントリーホールに到着すると、チケット引き替え窓口で絶叫している女がいて、それが止まりません。カラヤン広場に係と通訳(?)が出てきて説得するも納得せず、延々と衆人環視の前で絶叫は続く。どうも日本語ではないようです。

日本の大企業のモラルの劣化は著しいですが、中小企業も同じでしょうかね。サントリーホールの係員はどうしてこの人を事務所に案内して、関係者だけで座って話をしようとしないのでしょうか? 常識が欠如しています。そのくせ周りで写真におさめようとしている人がいると阻止にはこまめに向かっていきます。カラヤン広場で誰かが絶叫していれば、それは見世物でしょう。

ところがこの日のアクシデントはこれが序の口で、マントヴァーニの本邦初演曲の演奏中に、ソリスト(ツィンマーマン)の弦が切れて演奏中断というびっくりのアクシデント。交換している間みんな手持ち無沙汰で困りますが、マキロンだけは爆笑していました。

曲はまあ眠らずに聴けるという程度の内容でした。ソリストの2人のヴィオラ奏者は大変だろうなという難曲でしょう。私的にはわざわざCD買って聴くような有難い音楽ではありません。こういうのをやるならオネゲルかペッテションのシンフォニーをやって欲しいと思うのは私だけでしょうか。

本邦初演は大失敗でしたが、大喝采に答えてソリストアンコール。ここでタメスティは鈴木と楽器を交換して演奏(ジョークだと思いますが)。しかも曲がバルトークの「嘆き」とは!!
・・・余裕です。

一方マエストロ大野はドカンとアドレナリンが上昇したらしく、後半は鬼神のような指揮でサン=サーンスの交響曲第3番。冷静を棄てたときの大野はすごい。すごすぎてピアノが活躍すべきところなどに若干の不満はありましたが、物凄くテンションの高い爆演を楽しませていただきました。

こんな曲です
https://www.youtube.com/watch?v=ZWCZq33BrOo

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