都響-カエターノ: カリニンコフ交響曲第1番@サントリーホール2018・6・17
今日も早朝からの長い会議を終了直前に退席して、梅雨空の中を急いでサントリーホールへ。地下道を上がるとMr.塩田が業務服でドトールに並んでいました。どうしたのかしらと思ったら、彼は後半だけの出演でした。
本日の指揮者はマエストロ・カエターニ。コンマスは四方さんでサイドはゆづき。チャイコフスキーのピアノ・コンチェルトです。休日とあってほぼ満席の盛況。前回とは大違いで、こうじゃなくっちゃね。トイレは混みますが。
ソリストは童顔の達人、藤田真央。浅田真央と一字違いとは・・・。彼の演奏はすごくプリサイスなんですが、達人風ではなくむしろ清楚な感じが持ち味なのでしょう。第2楽章など可憐なコスモスのようなイメージです。私の印象としては、彼は独奏・室内楽向きのピアニストじゃないかなと感じました。ソリストアンコールは Chopin Mazurka op.63-3
https://www.youtube.com/watch?v=EG8wX5cgKmQ
後半はカリニンコフの交響曲第1番。カエターニさんは極短指揮棒で登場。私はこの曲のCDはクチャル指揮ウクライナ国立交響楽団のを持っていますが、
https://www.youtube.com/watch?v=osOb6WjmoO8
第2楽章は今日の演奏にしびれましたね。都響の演奏も素晴らしいですが、カリニンコフは天才です。美しいメロディや合奏、掛け合いが次々とあふれ出してきます。第3楽章もそうですが、鷹栖さんのビビッドなオーボエ演奏をたっぷり聴けたのは大満足です。マエストロ・カエターニも運命交響曲に続いて、またも最初に彼女を指名して立たせていました。
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