インバル-都響 チャイコフスキ-交響曲第6番@東京芸術劇場2018・3・30
春らしい好天に恵まれた平日昼のコンサートです。インバル登場とあって池袋東京芸術劇場はほぼ満席の大盛況。
コンマスは矢部ちゃん、サイドは四方さんの最強シフト。矢部ちゃんはこれで雨男返上か!
前半はシューベルトの「未完成交響曲」でした。慎重で丁寧な演奏だったと思います。広田氏のオーボエが大活躍ですが、音がこの曲にはまっている感じがしました。
しかし今日はなんと言っても後半のチャイコフスキー「交響曲第6番」。都響はこの「崩壊への暗黒の行進」を見事に表現してみせました。弦のぞくぞくするような仄暗いアンサンブルが素晴らしい。管も万全の演奏で盛り上げてくれました。都響の歴史に残る演奏会だったと思います。
ロシアのオーケストラならまた別のやり方もあるのかもしれませんが、日本のオケとしては恐ろしいまでに整理されたアンサンブルなのに音楽に没入し、爆発する激情、崩壊への転落を表現し得て文句なし。
都響ベストテンを投票するシーズンです。ちょっと迷っていた私ですが、今日の演奏を聴いてこれは間違いなく第1位です。
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