東京シティ・バレエ団&都響-白鳥の湖@東京文化会館2018/03/04
うららかな春の日。上野駅公園口は大混雑です。「パンダの整理券は売り切れ」のパネルを持った動物園の係員が立っていました。
都響がピットに入らなければ一生バレエを見る事なんてなかったと思いますが、ともかく初めてのバレエはチャイコフスキーの「白鳥の湖」。
指揮は大野和士氏、コンマスは四方さん、サイドはピットに隠れて見えませんでした。東京シティ・バレエ団50周年記念公演のお手伝いで出演するとのこと。
都響の演奏会とは全く客層が違います。8割方が女性客。しかも小学生の女の子が異常に多い感じがします。男の子はほとんどいません。文化会館の対応も違っていて、遅れた客を入れて階段に座らせていました。これはめずらしいですね。S席・A席は満席ですが、5Fはガラガラというのも珍しい。
バレエのことは全くわかりませんが、白鳥のダンスのシンクロはすごくて、物凄く練習したのだろうと思いました。主役の2人(中森理恵/キム・セジョン)はとても格好良かったと思います。道化の岡田さんの身体能力にはたまげました。
都響の演奏では、第2幕の四方さんのソロにノックアウトです。これは矢部ちゃんや山本さん(ゆづきやマキロンも)がやると気持ち悪いレベルの超耽美的な爆演でした。しびれますねえ。
舞台美術は昭和21年に東京バレエ団が「白鳥の湖」日本初演のために藤田嗣治が制作したものだそうで、特に第4幕の湖の場面が素晴らしいと思いました。佐野勝也という人(故人)がコピーを発見したおかげで、この公演が可能になったそうです。
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