サロネン-フィルハーモニア管弦楽団 in Eテレ
今日のクラシック音楽館はすごかったです。チョ・ソンジンの名演もさることながら、それがふっとぶくらいサロネン=フィルハーモニア管弦楽団には参りました。
サロネンはマーラーの交響曲第4番(ロスフィルとの非常に若い頃の演奏)のCDを聴いて以来のファンでしたが、ここまで素晴らしい演奏を聴かせてくれるとは! もうフィルハーモニア管弦楽団とも永いので、熟成してきているようです。都響も刺激されたと思います。
これぞオーケストラという音で、ある意味くせがない文句のつけようも無い堂々たる演奏でした。自分の趣味としてベートーヴェン交響曲第7番の第2楽章はゆっくりめのテンポで、情緒たっぷりに演奏して欲しいのですが、最近はそのような演奏は間違った解釈とされているようで(アレグレットだし)、ほとんどないようです。サロネン=フィルハーモニアも、暗く地味でそっけない感じの演奏でした。
テレビに脱いだ靴(ハイヒール)が映っていましたが、入場の時だけ履いてはいってきて、脱いで演奏している女性奏者がいるんですね。誰かは特定できませんでした。1Vn2列目で弾いているのは岩淵麻弥さんという日本人奏者の方だそうです。このようなオケのメンバーとして、サロネンのような有能で愉快な指揮者と仕事が出来るのは素晴らしいことだと思います。
(写真はウィキペディアより)
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