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2017年9月11日 (月)

リーガ・エスパニョーラ2017~2018第3節: マニータでエスパニョールを木端微塵

Braugranaカタルーニャ州議会は独立を問う住民投票を実施するための法案を可決し、10月1日に投票が決まりました。スペイン政府はもちろん認めていないので、衝突は避けられません。カタルーニャは風雲急を告げています。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017090701000846.html

そんな騒然たる世情の中でのバルセロナダービー@カンプノウです。アラベス戦ではFWが左デウロフェウ、右ビダルという首をかしげるようなスタメンのバルサでしたが、今回はスアレスが戻ってきたこともあって、スアレス左、デウロフェウ右の納得のFWです。左イニエスタ・中央メッシ・右ラキチッチのMF。中盤底はブスケツ、DF:アルバ・ウムティティ・ピケ・セメド、GK:テア=シュテーゲン。

右SBのセメドがなかなかいいので、セルジはどうみても第一の選択肢ではないと思います(今日は負傷欠場)。セルジはMFとしてパウリーニョ、アンドレ=ゴメスあたりと競争した方がよいのではないでしょうか。メッシ引退後はトップ下はセルジかな。セメドは突破してクロス狙いではなく、たいていデウロフェウをサポートする感じで攻撃参加してくるのが好ましい。この2人はセットで考えたいですね。

エスパニョールはモレノ、ピアッティ中心の攻撃陣で、レオ・バチストン、ダルデールあたりがからんできます。

26分、実はオフサイドのメッシにラキティッチから縦パスが決まってゴール。この試合はどうもバルサに有利な判定が多く、カタルーニャのムードを反映しているような印象を受けました。エスパニョールはレアルを冠しているので(Reial Club Deportiu Espanyol de Barcelona )、独立派には受けが良くありません。

どうもこの試合からバルサはひとつの変更を決断したようです。それは左からのFKはメッシではなくスアレスが蹴ることになったみたいです。今日はすべて失敗しましたが、これは歓迎できます。35分アルバが左に突入してうまく折り返し、メッシがゴール。2:0です。エスパニョールは43分ピアッティがミドルを打ちましたがポストに跳ね返されました。

ハーフタイムの後、6分にアルバがトラップミスをして、またピアッティがシュートしましたがはずれました。12分にはカタールから帰還したセルヒオ・ガルシアに代えられてしまいました。

後半21分にはスアレス→アルバ→メッシと正3角形のパスが決まって、メッシがハットトリック達成です。さらに42分にはCKからピケが頭で合わせて4点目。45分にはイニエスタに代わって出ていたアンドレ・ゴメスから、初登場のデンベレにスルーパスが通り、デンベレからのグラウンダークロスにスアレスが合わせてマニータ達成です。

デンベレはドルトムントに足許を見られて巨額のトレードマネーで獲得した選手。どれほどの者かと思いましたが、まあ使えそうです。ただし右はデウロフェウがいるので、今日のように右FWなら完全に控え。スタメンで使うならネイマールのポジションだと思います。このポジションで活躍できるかどうかが鍵です。

https://www.youtube.com/watch?v=y8djMuI8wnk
https://www.youtube.com/watch?v=s2L3bW26zKE
https://www.youtube.com/watch?v=U1cIFzhCdOA

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