地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る
近年世界的に異常気象が続き、日本でもそれが実感されるような事態になってきました。
スティーヴン・ホーキンス博士によると、米国のパリ協定からの脱落によって、「地球の気温は250度まで上昇し、硫酸の雨が降る」ことになると警告しています。これは私も想像しなかったほどの恐るべき状況で、愕然です。
7月4日付けのニューズウィーク誌が報じています。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/250-1.php
二酸化炭素の増加に対して、気温はリニアに反応するのではなく、シベリアのツンドラが溶解してメタンガスが発生するなど相乗効果もあるようです。ホーキンス博士の警告はこのツンドラ溶解の危機を考慮したのでしょう。メタンガスは二酸化炭素の30倍も保温効果があり、これがラスボスです。これが暴れはじまるともう止める手立てはありません。
大統領制は大統領がバカだとどうにもなりません。地球全体を巻き添えにするのだけは勘弁して欲しい。
https://wired.jp/2013/08/31/gas-disaste/
100年後に4℃上昇というのがこれまでの試算でしたが、米国のパリ協定離脱がこれをご破算にしてしまいました。国連は米国を経済制裁する必要があるのではないでしょうか? これはペナルティーではなく、米国の経済活動をどうにかして低下させないと、ホーキンス博士の言うような金星(写真 ウィキペディアより)に似た気候の地球になってしまうからです。
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