PCディスプレイ with 北総の桜満開
パソコンのディスプレイがリタイヤしてしまってたのですが、北総ではもはやPCディスプレイなど売っているお店が稀少で困りました。ようやく牧ノ原の量販店に置いてあったので、購入することができました。メーカーはI・ODATA・フィリップス・BenQ・Acerくらいしかなく、こんなところにも日本の製造業の敗北を感じさせられました。
ソニー、富士通、パナソニック、NECなどのPCメーカーはもはや単品ディスプレイなど製造していないようです。自由貿易を貫徹すると、ほとんどの製品がこういうことになるんですよ、池上さん。ただI・Oデータだけは頑張っていて、昔PCメモリー専業の会社だったころ、金沢の本社前を通りかかったことがあるのですが、秋葉原裏路地のパーツ屋さんみたいな感じでした。今でも本社は金沢にあるみたいで、多くのメーカーが倒産したり手を引いたりするなかで、よく生き残ったと思います。
というわけで、ウェブ上ではあまり評判が良くなくても、私はI・ODATAの23インチの製品を選択しました。なんだかんだ言って、メモリー、ハードディスク、ディスプレイなどいろいろな製品で長い間お世話になっています。今度もセットアップしてみると、非常に見やすい感じでOKでした。ただデフォルトの色調はやや黄色っぽくて納得できませんでした。リセットしても大して変わらなかったので調整用のソフトをダウンロードして、あれこれやってみましたが、まだ満足できる色調ではなく、さらに調整が必要です。
本日東芝の決算が発表されましたが、なんと監査法人は会社の事業継続に疑義を呈しているとのことでお墨付き無しとは驚きました。東芝というのは日本でも最も優秀な学生が集まる会社のひとつで、それでこのていたらくですから、いかに日本のトップビジネスが脆弱かということでしょう。日産・三洋・三菱自動車・シャープときて東芝です。マリアナ沖海戦あたりまで来たかな。なにしろ日本のトップが晋三ですから(おそらく大本営以下)、またろくでもない延命政策をやって税金をドブに棄てることになるのでしょう。エルピーダの2の舞ですね。しかも規模は数十倍(@_@)。
I・ODATAはまだメモリーを製造して販売しているのに、東芝は売却やむなしまで追いやられているというのは、いくら有能な技術者がいても、マネージメントがダメだったり、政府がどうしても原発をやれ(爆発した後になっても)などと茶々を入れたりすると、どうしようもなくなるという好例です。
もうひとつ心配なのは、東大法学部などの有能な学生の就職先である官僚が、晋三政権によって書類自動消去など漫画チックな集団になっていることです。やれやれ。
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