トランプ大統領
同じアンチグローバリズムといっても、サンダースが大統領になっていれば世界を善導できたと思いますが、ついにトランプが大統領になってしまいました。
就任演説は今までの主張通りの内容で、あれでは周辺も暴走をおさえられないと思いました。トランプはグローバリズムとアンチグローバリズムの対立を、国家や人種の対立に矮小化しています。その方がわかりやすいからです。
彼の方針を押し通すとすると、米国が国連に加わっているのはおかしいということになりませんか? 国連決議に従うと、アメリカファーストにはならないこともありますよ。また米国がやりたいことをロシアや中国の拒否権でできないかもしれません。私が一番心配しているのは米国が国連を離脱することです。そんなバカなことが起こるはずがないとは言えないというのは、トランプが大統領になったことでも明らかでしょう。
私が晋三にアドバイスするとすれば、まず南京に行って卵のひとつでもぶつけられてこいということです。嫌われても逃げられても、どうしてもトランプに抱きつくというのは愚かな選択です。もっと中国という隣人とのつきあいを真剣に考えていく時代だと思います。
いよいよオリバー・ストーンの映画「スノーデン」が1月27日に封切られますが、これはアメリカ国家安全保障局NSAの職員であったスノーデンが日本で行っていたスパイ活動を暴露する内容も含まれているそうです。
そのなかには日本の発電所に破壊プログラムをもぐりこませるという活動も含まれており、いざというときにこのプログラムを動かすと発電所は停止し、日本のすべての原発は全電源停止となって、戦争などやらないうちにすべての使用済み核燃料の冷却が停止して日本は終了します。これは日本人なら必ず見るべき映画でしょう。
最近のTBS-NEWS23にはめざましいものがあります。上記のオリバー・ストーンの単独インタビューも雨宮が行っていて、なかなか興味深く視聴しました。また星のアサド大統領単独インタビューもめざましい特ダネです。ただどうして米国がアサドを棄てて反政府勢力をサポートしたのか、掘り下げがなくて不満は感じましたがね。
雨宮塔子は手慣れた感じの進行で安心感があります。駒田も肩に力がはいっていない感じがいいです。星にいじめられても気にせず淡々と進めて欲しい。皆川は面白いキャラです。かわいらしさと美しさを兼ね備えている希有の女性なのに、色気と愛嬌はほぼゼロ。おそらく私生活でも冗談なんて全く言わないのでしょう。お堅いわけではなく、ボーッとしているだけだと思いますがね。小賢しい感じがないとか、上昇志向を表に出さない(あるいはない)ところが非常に好感度大です。宇内がまた皆川とは正反対のキャラで、異常に興奮感動するタイプで、色気や愛嬌もバッチリ。よいアクセントになっています。最後に星は圧力をかけてくる政権に遠慮して言葉が不明確になるところが、各放送局のキャスターの中では一番少ないと思います。これは大いに評価できますね。
TBSに言いたいのは金曜日も午後11時からやれよということです。
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