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2016年7月 8日 (金)

バルサ:サミュエル・ユムティティに期待

Braugranaバルサに入団するサミュエル・ユムティティですが、彼は1993年生まれのカメルーン出身フランス人で、オリンピック・リヨンに所属していた選手です。今日のドイツvsフランス戦にフランス代表としてスタメンで出ていたので、じっくり見てみました。相方ポグバが非常に目立つ派手な選手なので、それほど目立ちはしませんが、かなり慎重で堅実なプレイを心がけている感じでした。

それでもここというときには、思い切ったプレイで危機を回避していました。バルサで相方となるピケがお茶目な選手なので、彼のような堅実派が入団することは有難いことです。ここ一発での10メートルくらいを走る快速も魅力です。マスチェラーノに似たタイプだと思います。マスチェラーノはもともとボランチの選手なので、プロフェッショナルなCBとしてはより安定感があるのではないでしょうか。もちろん彼にMFをやらせるのは無理(というかもったいない)と思います。

試合はドイツのポゼッション能力が勝って有利に展開していましたが、シュバインシュタイガーのチョンボで(個人的には厳しすぎるPKの判定だとは思いますが)PKを決められ、これで流れが変わってしまいました。後半はグリーズマンにノイアーが股を抜かれて万事休す。フランスが2:0で勝利して、決勝に進出しました。

バルサはユムティティの他に、デニス・スアレス(ビジャレアル)とマルロン・サントス(フルミネンセ)の入団が決まりました。二人ともMFです。バルサからはダニエウ・アウベスとマルク・バルトラの退団が決まっています。ダニはユベントス、バルトラはドルトムントへ旅立ちますが、絶対活躍できると思います。ダニは特別な選手だったので、代わりの選手は居ませんが、ビダルが彼らしいやり方でバルサの右サイドを守って欲しいと思います。セルジもSBできます。バルトラは私は是非SBをやって欲しかったのですが、どうやらCBで選手生活を全うしたいようです。

バルサにとってあと心配なのは、前の3人が出ずっぱりで、故障・負傷時あるいはパフォーマンスが落ちてきたときにどうするかということで、ローテーションは使うべきだと思います。特に国王杯には彼らを使うべきではありません。ネイマールとメッシは、アルダ・セルジ・ラフィーニャらでなんとかするとしても、スアレスが出ないときは代わりの選手が見当たりません。がっくり得点力が落ちるので、どうしても出ずっぱりになりがちです。スアレスの控えでもよいという選手(浮き球のトラップがうまくて、DF裏への抜け出しができることが条件)が予算内でみつかるかどうか・・・・・ここがバルサ補強のキーポイントです。

https://www.youtube.com/watch?v=sYxTir7J5UQ
https://www.youtube.com/watch?v=qsNYSGqLBU8

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