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2015年6月 4日 (木)

ドイツ・ロマンの森 by 飯守泰次郎-都響@東京文化会館2015年6月3日

Imga東京文化会館主催の「ドイツ・ロマンの森」に出かけました。飯守泰次郎指揮都響の演奏で、コンマスは山本さん、サブはゆづきです。マエストロ飯守は70代半ばくらいだと思いますが、それにしてはあちこちで大活躍中です。

最初はワグナーのタンホイザー序曲。この曲は(オペラも含めて)私のお気に入り。特に終盤のホルンと木管の伴奏のようなヴァイオリンのさざめきに激しくエクスタシーを感じます。

今日はヴィオラの店村・鈴木氏がお休みで、見馴れない女性がトップにはいっていました。この方の動きが、まるでポルターガイストのような異常な激しさで、ヴィオラパートが異様にアクティヴェートされていたような感じがしました。さらにチェロの古川氏もいつになく気合いがはいっているように思いました。

マエストロ飯守の音楽はまさに古き良きクラシック音楽。濃厚な表情をホルンなどに指示しつつ、堂々とケレン味なく、安心して楽しめる演奏です。それにヴィオラ・チェロが頑張って厚みのある響きが素晴らしい。2曲目のトリスタンも3月にインバルの指揮で聴いたばかりですが、全くひけはとりません。

休憩後の後半はブラ4でしたが、5月のド・ビリー指揮のブラ2の女性的な演奏にくらべて、男性的な骨太の演奏でした。久一さんのティンパニが絶妙に鳴り響きます。ド・ビリーさんの演奏もなかなか魅力的でしたが、飯守流が正統的な演奏でしょう。ああブラームスを聴いたなあという満足感が湧き上がってきました。

ところで都響(に限らずどのオケも)は事後でも良いので、すべての演奏者の名前をHPに発表すべきだと思います。映画でも演劇でもサッカーでも野球でも、プレイした全員の名前を発表しています。

飯守泰次郎
https://www.youtube.com/watch?v=4w5TQJPGbx8
https://www.youtube.com/watch?v=Y295C5Ibq5M
https://www.youtube.com/watch?v=C51yDkaM3rc

今は亡きテンシュテットの想い出に
https://www.youtube.com/watch?v=OQpBQSOOups

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