2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第30節 DFラインの外からぶち抜いてアルメリアを一蹴
セルタ戦では何かが抜けたようなゆるいバルサでしたが、ホームに帰ってさてどうなるか? エンリケもさすがにまずいと思ったのでしょうか、選手の疲労なども考えて、かなりメンバーを代えてきました。一方アルメリアはきわどい降格争いの最中です。
バルサはFW:ペドロ・スアレス・メッシ、MF:チャビ・セルジ・ラキティッチ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・バルトラ・ダニ、GK:ブラーボ。アルメリアはワントップ:ティエヴィ、2列目:エドガル・エスピノサ・ウェリントン、ボランチ:コロナ・トーマス、DF:カサド・トルヒージョ・マリン・ナバーロ、GK:フリアン。
試合が始まると、アルメリアはあっと驚く高いDFラインで、かつティエヴィが下がり目で超コンパクトな超バルサスタイルのサッカー。そういえば今日から元バルサ選手のセルジ・バルファンが監督です。これはすぐに得点出来そうでもありますが、非常にやりにくいことも事実。こういうサッカーをやられたからといって、DFラインを下げて守りのサッカーをバルサがやるわけにはいきません。リスクをとっていつものサッカーをやるのみです。
早速ティエヴィからウェリントンにパスが通ってシュートされますがこれははずれ。以降も手こずりましたが、33分メッシが右から中央に移動しながら期を見て、バナナシュートで左ポストに当ててゴール。素晴らしい個人技で、あっと驚く先制点でした。メッシも疲労が出て、動きは鈍い感じでしたが、テクニックで貢献してくれました。それに一瞬シュートコースに誰も人がいなくて、滑走路のようにあいているとは、メッシもまだツキがありますね。
その後も決してバルサ優位ではなく、マリンにフリーで右サイドを走られ、エスピノサにシュートを打たれるなど危ない感じでしたが、ハーフタイムになんとかたどり着きました。
後半になっても、アルメリアはより徹底したオフサイドトラップ作戦をしかけてきました。ウェリントンにドリブル突破されて、エドガルに絶好のシュートチャンスがきましたが、上空に打ち上げてくれました。バルサはスアレスがドリブルから無理に突破は狙わず、DFラインの外側から豪快に決めて2点目。素晴らしいシュートでした。
さらにバルサは最近のトレンドで、CKからバルトラがヘッドで決めて3点目をゲット。アディショナルタイムにはペドロが左に突入して、右フリーのスアレスにパスからスアレスがイージーゴールで4点目。バルサの3トップのなかでは、スアレスが一番元気です。今節もなんとか勝ちました。
アルメリアは作戦におぼれた感じです。普通にティエヴィとゾンゴの2トップに、ウェリントンあたりから球を出せば得点出来るんじゃないかと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=5hM3Vz_fhqk
https://www.youtube.com/watch?v=APULLGw42YI
https://www.youtube.com/watch?v=l2Gkzg8SRKE
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