Chasing Pianos by Valentina Lisitsa
マイケル・ナイマンという人は現代音楽のジャンルでは有名な方だそうです。私は現代音楽にはほぼ関心が無いので、知りませんでした。しかし彼にはもうひとつの顔があり、それは映画音楽です。そっちの方も実は知らなかったのですが、今回リシッツァのピアノで、その映画音楽集が出版されたのを聴いて、大変感動しました。
今までクラシック以外で、ピアノ音楽に感動したのはジョージ・ウィンストンの「オータム」と、中村由利子の「時の花束」(https://morph.way-nifty.com/grey/2010/02/by-c2e9.html)くらいかな。それ以来です。ジャズにはなるべく近づかないようにしていますので。
激しく感情をあおったり、かと思えば瞑想の世界に沈潜したり、舞曲的な曲もあります。全体的な印象としては、ウィンストンや中村由利子より、シューマンのクライスレリアーナを聴いているような感じに近いかな・・・。何しろ弾いているのがあの怪物ピアニストのリシッツァですからね。
アルバムのタイトルは「Chasing Pianos」(Decca 2014)
試聴: こちら
メイキング・ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=mucPPCx02aU
Big my secret: https://www.youtube.com/watch?v=V8WVYCN3zZQ
Diary of love: https://www.youtube.com/watch?v=AbNsFq1Je5o
Rachmaninoff Concerto #2 minus orchestra Mov 1
https://www.youtube.com/watch?v=ufb2TrR3UAo
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