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2014年11月10日 (月)

2014~2015 リーガ・エスパニョーラ第11節: スアレスがバルサを救出

Braugranaアンダルシアのアルメリアへ遠征です。スタジアムはエスタディオ・デ・ロス・フエゴス・メディテラネオスという長い名前です。照明設備が不備なのでしょうか、リーガとしては珍しく日のあるうちのゲームです。バルサはズルズル4位まで転落しました。ここでUDアルメリアに負けたりした日には、監督交代問題が勃発して優勝どころではなくなるかもしれません。

アルメリアはFW:ティエヴィ・ソリアーノ、MF:ゾンゴ・アゼース・ベルザ・トーマス、DF:ドュバビエル、ペレス、トルヒージョ、ナバーロ、GK:ルベン。ベテランのソリアーノ爺に球をあずけて、快速FWティエヴィでDFをぶち抜くという作戦です。

バルサはFW:ペドロ・メッシ・ムニール、MF:ラフィーニャ・ラキティッチ・ブスケツ、DF:アルバ・バルトラ・マスチェラーノ・アドリアーノ、GK:ブラーボ。ローテーションというか相手を勘案してか、数人の主力選手を休ませています。私的にはネイマールとスアレスを同時に休ませるのは、がっくり得点力が落ちるので賛同出来ません。どうしてもメッシがゲームメーカーとCFを兼任するという最悪のパターンになってしまいます。ペドロとムニールがサイドにいて、ラフィーニャとラキはパス回しで一杯。これではどうやってゴールを狙うのでしょう。やっぱりメッシがパス出して突入し、リターンをもらうというパターンにならざるを得ません。これじゃメッシもたまらんわ。

前半はどちらかと言えばアルメリアのペース。ティエヴィに抜け出される、サイドを独走されるなど、バルサにとっては危険がいっぱいの展開です。その中でラキティッチのロングパスやメッシのヘディングなどで、バルサもチャンスを作りますが後一歩で得点ならず。メッシがゴール前に突入する絶好のチャンスもありましたが、左でフリーのペドロが見えていなかったようで逸機してしまいました。37分にはメッシが持ちすぎて球を奪われ、ソリアーノのパスからティエヴィに中央をぶち抜かれて失点。アルメリアの思うつぼです。

後半さすがにネイマールとスアレスを投入すると、アルメリアの疲労もあってバルサペースとなり、28分にスアレスからネイマールにゴール前でパスが通って、ネイマールがテクニカルなシュートでゴール。ほっとひと息です。決勝点は37分、右からスアレスがゴール前にふわっと上げると、アルバがボレーで地面に落とすという、これもテクニカルなシュートでゴール。スアレスの気の利いたプレーがバルサを救った一戦でした。

今日の試合で感じたのは、イニエスタ・チャビ・メッシ・ダニなどで細かいパスを連発して突破するというのがバルサスタイルですが、これからのバルサはこのスタイルはメッシ・ネイマール・スアレスの3人が引き継ぎ、中盤のラフィーニャとラキティッチはこの3人のうち一番いいところにパスを供給することを目標としてプレイすればいいのではないかと思いました。特にラキティッチはピッチ全体をケアできる特殊な才能を持っているので、彼のミドルパスを中心に攻撃を組み立てるのが面白いと思います。いままでのバルサスタイルにこだわって、ラキの技術を捨てるのは愚かです。

https://www.youtube.com/watch?v=8H_YFxT08WM
https://www.youtube.com/watch?v=vdI5PqNFTqc
https://www.youtube.com/watch?v=kAO8pinlA7A

アパマンショップでみかけたバルサ選手達。アパマンもやるもんです。
前列左から チャビ ネイマール メッシ
後列左から ピケ イニエスタ

Img_0372

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