都響A定期 メンデルスゾーンの交響曲第5番など@東京芸術劇場2014年11月21日
都響A定期で池袋芸劇にでかけました。突入前に patio de metro で焼きカレーを食べました。絶品です。先日の Big boy とは天と地の違いです。うまいものを提供したいと考えるか、ただ儲かれば良いと考えるかの差ですね。
平日のコンサートとしては結構人が集まっていました。本日の指揮者は古楽の権威ポール・マクリーシュさんですが、プログラムは古楽ではありません。コンマスは矢部ちゃん。サブは四方さんです。前半のコープランドは思ったより楽しめる曲でした。特に終曲モデラート(祈るように)~アンダンテ(とても静かに)の静謐な美しさには心を打たれました。ただ眠くなる曲もありました。マクリーシュさんは、コープランドとRシュトラウスは着席して、メンデルスゾーンは立って指揮していました。
後半のR・シュトラウスの曲は17才で作曲したもので、セレナードというタイトルに反してえらく元気の良い曲でした。とはいえ習作の域を出ないものと思いました。本日のメイン、メンデルスゾーンの交響曲第5番はもちろん名曲です。特に第3楽章の旋律美は素晴らしい。ただ全体的には、神聖な雰囲気で満たされるとか、もう少しまとまりが欲しい曲だと思いました。第4楽章でセルパン(=ヘビ 2番目の図 ウィキペディアより) という楽器が使われるというので注意してみていたのですが、ソロはなくて、他の楽器と重ねて演奏されるので、どんな音なのかはわかりませんでした。ただ全体の響きが分厚くなったという感じだけでした。それにしても面白いカタチの楽器でした。
都響の演奏は今日も文句なしでした。どんな指揮者がやってきても、きっちり要求に応えられる都響は素晴らしいと思いました。
Patio de metro:
(http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13104320/)
本日のメイン: メンデルスゾーンの交響曲第5番
https://www.youtube.com/watch?v=iEYWSBZ1C7w
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