2013/2014 リーガ・エスパニョーラ第11節: セスク・サンチェス・バルデスの活躍でバルサ、セルタに勝利
クラシコから中2日でガリシアに遠征とは、バルサのスケジュールもつらいものがあります。エスタディオ・ムニシパル・デ・バライードスでセルタ・デ・ヴィーゴとの対戦です。セルタは今シーズンからバルサファンにとっては懐かしいルイス・エンリケが監督に就任し、選手もラフィーニャやフォンタス他かってバルサに在籍した選手達も多くて、まるで姉妹チームのようです。
セルタはFW:ノリート・シャルレス・ラフィーニャ、MF:ロペス・オウビーニャ・フェルナンデス、DF:アウルテネチェ・フォンタス・カブラル・マージョ、GK:ジョエル。バルサはFW:ペドロ・メッシ・サンチェス、MF:セスク・ブスケツ・ソング、DF:アドリアーノ・プヨール・バルトラ・ダニ、GK:バルデス。守備的MFであるブスケツとソングをスタメンに使うのは、はじめての試みだと思います。タタが懐をひろげようとしているとも解釈できますが、それより疲労を最小限にしようという意図が優先しているのではないでしょうか。実際ブスケツ・ソング共にいつもより攻撃的なプレイをしていたように思いました。
セルタはポゼッション・サッカーでミニ・バルサの雰囲気。手こずりそうでしたが、9分セスクがひっかけて球を奪い、ペドロのパスからセスクが左を抜け出しシュート。GKがはじくところをサンチェスが合わせてゴール。これで楽になりました。しかしセルタはもちろん攻撃に比重を置いてきます。21分にはゴール正面からフェルナンデスがシュート。27分には右からシャルレスがシュート。いずれもバルデスが止めてくれました。さらにラフィーニャに続けざまに2発うたれて、バルサは守勢です。これだけ打たれるのは、やはりバルサの今日のDFは弱体です。
さらに追い打ちをかけるように31分アドリアーノがハムストリングを痛めて退場。モントーヤと交代です。大丈夫と思っていたSBがアルバに続いてアドリアーノが使えないとなると、まさしく火の車です。困りました。相変わらずセルタは激しく攻め込んできて、ロペスにも強烈なミドルを打たれました。これはバルデスが驚異のキャッチで逃れました。これでハーフタイム。
今日のバルサはついていました。後半開始早々の3分。メッシ→ソング→メッシのワンツーから、セスクのミドルシュートがクロスバーに当たって跳ね返るところにGKがいてオウンゴール。セルタは不運でしたが、オウンゴールの判定でセスクも不運。セルタは9分、シャルレスがきれいにクロスをトラップしてシュート。これもバルデスが止めてくれました。直後バルサはメッシが中央をドリブルで相手DFを押し込んで、左のセスクにラストパスを供給。セスクが決めました。これで0:3です。
セルタは20分のノリートのFKはクロスバーに阻まれ、39分ミナ(フェルナンデスと交代で出場)のゴール前フリーのシュートはGKにぶつけて失敗。厄日の1日だったようです。終盤はメッシが何とか得点をかせごうとジタバタしていましたが、追加点はとれませんでした。まずいところは多々ありましたが、とりあえず0:3の勝利と言うことでOK。
http://www.youtube.com/watch?v=13um0L4ftVg
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http://www.youtube.com/watch?v=Rluekxmgunw
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