コンフェデ (J vs ブラジル)
長友選手がブラジル戦を「まるで中学生とプロの試合」と言ったそうですが、そうでもなかったと思いますよ。リーガ・エスパニョーラでも、ダニはたいていDF一人はドリブルで抜けます。長友はほぼ抜かれてないので、リーガでプレイしても最上級のSBでしょう。
ただ「今の日本人選手では誰もブラジル代表に入れない」というのは事実でしょう。今回のブラジル代表は、日韓ワールドカップで優勝したときより優秀なメンバーがそろっている感じがします。ただ今回優勝出来るかというと、スペインという壁がありますね。スペイン代表はブラジル代表と違ってほとんどが国内リーグで戦っている選手で、しかもバルサの選手が中心になっており、あとマドリーの選手も知りすぎるくらいよく知っているのでチームワークが抜群です。
私は日本チームがちぐはぐなのは、本田という日本人の感覚・技術・テンペラメントと異質な人物がチームの中心になっているためだと思います。彼が球を持つとリズムがはずれてしまうのですね。みんな彼にリズムを合わせようと神経質になってしまいます。ですから使うならバロテッリのようにトップに隔離するか(4231)、ボランチの位置に置く(433)かがベストだと思いますね。攻撃の起点は清武と香川が担当し、二人のワンツー・壁パス突破から活路を見いだすべきでしょう。岡崎によるこぼれ球の押し込みとか、本田を後ろに置くときはもどしてミドルシュートとかが狙いです。
あと得点しなきゃというあせりがひどくて、スルーパスが強すぎたり、トラップすれば良いのにボレーを狙ったり、遠くから無理なシュートを打ってしまったりというのがありました。落ち着いてプレーすれば、今の代表でもイタリアとは互角に戦えると思いますよ。バロテッリはマンマークでいらいらさせる必要があります(できれば退場して欲しい)。
余談ですが、あの悪漢マルセロが優等生みたいなプレーをしているのには驚きました。なめられたかも。
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