インバル都響のブルックナー交響曲第9番@東京文化会館2013/05/09
今日私は微熱も出て体調がかなり悪かったのですが、インバル-都響の演奏を聴きに東京文化会館にでかけました。貧民席Exで4Fのサイドでしたが、ここは同じ4Fでもセンターよりかなり高度感がありゾクッとします。さらに急傾斜で、足は床ではなくサイドバーの上に置くことになります。音はそんなに悪くないです。S席とRサイドのEx席は聴衆でぎっしりでした。チケット完売ではなかったようです。
本日のコンマスは山本さん、サブはマキロンです。マキロンは例によって左足をうんと前に出す半身の演奏スタイル、ゆづき(2列目)はむしろ右足を前に出すスタイルで好対照です。山本さんのコンマスは久しぶりのような気がします。
「ブルックナー第9交響曲」は、ブルックナー最後の作品で、死亡した日の午前中まで第4楽章の作曲をやっていたそうです。しかし結局完成せず、普通は第3楽章までが演奏されます。インバル先生は私的には、マーラーよりブルックナーの方がフィットしているように感じます。
今日の演奏は特にスケルツォの素晴らしいアンサンブルと推進力、第3楽章後半の夢のように美しい演奏に感銘を受けました。高いところで聴いている利点として、弦楽器を演奏するプレイヤーの手が、まるで一匹の生き物のパーツのように動く様子が見えて、これは結構テンション上がります。
順序が逆になりましたが、前半に演奏されたモーツァルトの「ジュノム」はテンションが上がる曲ではありませんが、児玉桃さんが暖かい雰囲気のピアノ演奏を聴かせてくれました。
文化会館の大ホールはいつきても窮屈でがっかりします。小ホールや東京芸術劇場とは天と地の違いです。どうしてこんな設計にしたのでしょうかねえ。Exが窮屈なのはまあ我慢するとして、SやAでは納得出来ません。ここでは盲導犬も受難です。
ブルックナー交響曲第9番 スケルツォ
http://www.youtube.com/watch?v=YFJbvO_OPuM
最後に散歩しているときにみつけた国立科学博物館に生息する猫(機関車はD51)。
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コメント
文化会館が狭いのには大いに同意します。
札幌のキタラが広くていいですよ。
投稿: PIYO | 2013年5月15日 (水) 11:33
>PIYO様
ウェブサイトでみましたが、キタラは豪華ですね。
パイプオルガンもシックな感じで好感が持てます。
投稿: monchan | 2013年5月15日 (水) 22:27
good articles
投稿: insanity workout cheap on ebay | 2013年5月24日 (金) 16:39