2012/2013 リーガ・エスパニョーラ第32節: サンチェス-セスクのホットラインでレバンテに辛勝
カンプノウにレバンテを迎えての試合です。バイエルンとの決戦を控えて、いかに選手を温存しつつ3ポイントを獲得するかというのが今日の課題です。
バルサのスタメンはFW:テージョ・セスク・ビジャ、MF:イニエスタ・チアゴ・ソング、DF:モントーヤ・アドリアーノ・アビダル・ダニ、GK:バルデス。アビダルのスタメンが目を引きます。レバンテはワントップ:アクアフレスカ、2列目:ルベン=ガルシア・バルケロ・エル=ザール、ボランチ:マテ・ディオプ、DF:ファンフラン・ダビド=ナヴァーロ・ヴィントラ・ペドロ=ロペス、GK:ケイラー=ナヴァス。
レバンテは下がり目のDFラインで守備重視の作戦のようです。13分には左のテージョからゴール前のセスクに球が供給されますが、チアゴが後ろからちょっかいを出して混乱し失敗。16分にはイニエスタがエリア内ではじき飛ばされPKを獲得。しかしビジャが失敗し、跳ね返りもセスクのシュートが止められて得点ならず。
勢いづいたレバンテはルベン=ガルシアが中央からミドルシュートを放ちますが上にはずれ。32分にはチアゴからテージョへの球を、テージョがダイレクトで決めようとしますがはずれ。43分のビジャのシュートもGKに阻止されました。今日はイニエスタの調子が悪く、パスの精度が下がっていてバルサは苦しい展開。0:0のまま後半へ。
後半もバルサは決め手がなく、イニエスタ→チャビ、チアゴ→ペドロ、テージョ→サンチェスの交代で活路を見いだそうとしますがうまくいきません。37分にはやっとビジャに絶好のチャンスがめぐってきますが、ふかしてがっかり。しかし38分、後半から出場していたサンチェスが、中央でフリーのセスクを発見し、うまくパスが通ってセスクが決めてくれました。やっとこさの勝利でしたが、アビダルが最後までCBをつとめられたのは収穫でした。彼はアクロバティックで軽妙なプレイが持ち味なので、CBよりはSBに向いていると思いますが、現在のバルサの状況や、肝臓移植の後ということを考えると、CBもやむを得ないかなと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=5xIEF2-maXM
http://www.youtube.com/watch?v=0Qa3bPHBFkM
それにしてもレバンテにこれだけ苦労しているようでは、とてもバイエルンと互角に戦えるような状況ではありませんね。
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