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2013年3月14日 (木)

UEFAチャンピオンズリーグ: バルサ ACミランに雪辱を果たし勝ち残る

BraugranaUEFAチャンピオンズリーグ決勝ラウンド。ホームのカンプノウでACミランと対戦です。サンシーロではぺしゃんこにされてしまったので、今回はさすがにリーガの試合は控え選手中心のローテーションで、体調を整えて雪辱を期します。アウェイで0:2で破れているので、目標は3:0の勝利です。

チャビが元気そうにでてきたのでひと安心。欠場はかえってよい休養になったのでしょう。スタメンはFWビジャ・メッシ・ペドロ、MF:イニエスタ・チャビ・ブスケツ、DF:アルバ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。このメンバーだと、いつもの0トップではなく、ビジャが1トップで、残りのFW・MF・SBが攻撃陣ということになりますが、ACミランの強力なカウンター攻撃に備えてアルバは下がりめです。ボランチを2枚にしないで、こういうのも面白い作戦です。

ACミランは1トップに18才のフランス人ストライカー・ニアンを抜擢。エル=シャラーウィとボアテングは守備にも活用。MF:モントリーヴォ・アンブロジーニ・フラミニ、DF:コンスタン・サパタ・メクセス・アバーテ、GK:アッピアーティ。実質勝利確定の1点をとりに来るかと思ったら、1stレグと同じ引きこもり作戦でした。しかもサイドラインギリギリに展開しても、即座にプレスに来ます。厳しい守備です。

サンシーロのようにならないためには、ともかくミドルシュートで1点取って、DFを引きずり出さないといけません。ビジャにあてて、もどしをドカンが理想的ですが、さてどうか?5分、エリアの外でメッシ→チャビ→メッシのワンツー。メッシが一歩エリア内に踏み込んだところで意表のミドルシュートを放ってゴール。これは機転の利いた素晴らしいゴールでした。

ACミランもカウンターはいつも狙っていて、9分ロングパスがエル=シャラーウィにわたって、突入されましたがシュートが芯を食わず事なきを得ました。11分ペドロがゴールエリアに突入したとき、後ろからアバーテにヒジ打ちをくらって倒れますが、ファウルにはとってもらえません。12分にはイニエスタがミドルシュートを放ちますが、GKがはじいてその球がバーに当たり前に。これをメッシがヘディングで押し込もうとしますが、惜しくもサイドネット。

30分、ニアンのクロスがエル=シャラーウィに合って、ボレーシュートを試みますが、これも芯に当たらず。今日はバルサにツキがあります。さらに自陣のゴールラインあたりからモントリーヴォが前線に超ロングパス。これをニアンが拾ってバルサCBを振り切りますが、シュートはゴールポストに跳ね返されました。いやはやバルサファンとしては、肝を冷やすシーンでした。

前半終了直前、イニエスタからゴール正面エリア外のメッシに縦パス。メッシは一歩エリア内に踏み込みゴール左隅を狙ってシュート・・・と見たマーカーのメクセスがスライディング。その一瞬を狙ってメクセスの股抜きで右隅にゴール。これでトータル2:2に追いつきました。今日のメッシは冴え渡っていました。

後半さすがにACミランも前に出てきました。しかしバルサにもカウンター攻撃のチャンスが生まれます。11分中央のチャビから、右から抜け出すビジャにうまくパスが出て、ビジャが一瞬フリー。ビジャは慎重に狙ってゴール。これが決勝ゴールになりました。37分には途中出場のなつかしい元バルサ選手のボヤンが左サイドを抜け出してセンタリング。これが同じく途中出場のロビーニョにぴったりで、これはいかれたかと思った瞬間アルバが飛び込み、シュートを防ぎました。スーパープレイです。これに気をよくしたアルバは、終了直前途中出場のサンチェスのクロスを受けてACミランに引導を渡すゴール。4:0でACミランを粉砕し、バルサ勝ち残りです。

http://www.youtube.com/watch?v=2il4yBRkDW4
http://www.youtube.com/watch?v=m2FDXF5Tzs0
http://www.youtube.com/watch?v=5YzhXQ5QFws

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