日本の家電メーカーに作って欲しい製品3 ・・・ ストライク判定機
野球ルールではストライクゾーンを「打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間」と定めています。しかし、このルールを守っている審判はひとりもいないでしょう。審判が公然とルールを守らないスポーツというのは野球だけではないでしょうか?
ひどいのは今シーズンは外角に球1個半ずらすとか、下に1個ずらすとかを「半ば」公然とやっていることで、そらならルールを変えろよと言いたいですね。「半ば」なので、審判によっては独自のストライクゾーンを押し通す方もいらっしゃいます。
先日、日本シリーズで信じられない誤審がありました。後藤が頭をおさえてもがくというのは論外ですが、ともかくプレートアンパイヤは球がバットに当たったか、頭に当たったか、どちらにも当たらずキャッチャーミットに当たってはじかれたのかも識別できないのです。ストライク or ボールなんてそのときの審判の気分次第です。某チームの監督に「○○さんもしっかりやってくれないとね」などと言われると、妙なプレッシャーがかかって、まともな判定ができないこともあるでしょう。
たとえば直立して打つ打者とクラウチングスタイルで打つ打者は、おなじ背丈でもストライクゾーンが異なります。こういうのに対応できるほど、人間の目と脳は立派ではありません。21世紀の現在、機械を用いてフェアーで正確な判定を行うことを考えてもよいのではないでしょうか?
電機メーカーは是非ストライク判定機を制作して欲しいと思います。丸い物質(または白い物質)が通過したかどうかなど、技術的には簡単に判定できるでしょう。赤外線でも良いし、ビデオから計算して判定するのでも良いでしょう。どうしても無理なら、競馬のゴール判定のように、写真からスコアラーが判定してランプをつけるという手もあります。瞬時に判定できないようなきわどい場合はスコアレスとしてやり直せば良いのです。
シーズン前に全選手の身体測定を行って、コンピュータにストライクゾーンをインプットしておけば正確な判定ができます。クラウチングスタイルの選手には、ゾーンを下にずらすことを認めてもいいでしょう。もちろん、機械には特に導入初期にはエラーや故障がありがちですし、アウト・セーフの判定はできないので、審判が失業することはありません。審判の方々はご心配なく。
http://www.youtube.com/watch?v=tMQEHDb3qtE
http://www.youtube.com/watch?v=U4UwoDtTAD4
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コメント
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 職務経歴書のダウンロード | 2012年12月 4日 (火) 15:42
>職務経歴書のダウンロード 様
コメント有り難うございます。
気が向いたときにまたおいでください。
投稿: monchan | 2012年12月 4日 (火) 22:55