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2012年9月13日 (木)

30年前の北岳1

北岳というのは私にとって特別に思い入れがある山です。中学・高校時代に3回南アルプスにいきましたが、いつも仙丈岳・甲斐駒ヶ岳・鋸岳などからながめるだけの北岳の勇姿にあこがれていました。頂上に立てたのは高校卒業後でした。下の写真は最近夜叉神峠に行ったときに撮影した北岳です。

Kitadake


これを撮影した夜叉神峠の下にトンネルがあって、スーパー林道が芦安温泉から登山口の広河原まで通っています。私見ですが、この道は路肩が非常に崩れやすくて補修が大変なので、こちらには無理に多額の税金を投入せず、奈良田からの道を整備した方がよいのではないでしょうか? 

下の写真はすべて30年前のものです。

Img1

広河原の宿舎を出てしばらく行くと、大樺沢の雪渓に出ます。ここを八本歯のコルまで詰めていきます。

Img6

北岳バットレスの全景。バットレス(buttress)とは聞き慣れない言葉ですが、建築用語らしく、辞書には「壁を補強するため,その壁から直角に突出して作られる短い壁。控壁(ひかえかべ),扶壁(ふへき)ともいう」などと記述があります。ロッククライミングの聖地です。

Img3

バットレスに近づいてみると、オーバーハングも数多くあってさすがに迫力満点です。拡大してみると写真の真ん中あたりに登攀中の人がいます。

Img4

さらに近づくとこんな感じ。やはり真ん中あたりに登攀中の人が見えます。完全にロッククライミングの世界で、普通の登山者には縁の無いルートです。

Img5

普通の登山路も八本歯のコルから頂上までは結構険しく、ハシゴやザイルを頼りに上ります。写真右に若き日の私が見えます。なんとか左に見えるハシゴまでトラバースしようとしています。

C_3

北岳山頂。多分今でも夏にはこのような盛況なのでしょう。

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