恐竜王国2012
幕張メッセで開催されていた恐竜王国2012に、閉幕直前に行ってきました。日中友好協会主催でしたので、昨今の日中関係から中止が危惧されましたが、よく最後までやり遂げました。関係者の努力に感謝します。
最近中国の熱河で発掘された恐竜の化石は、すっかり昔の恐竜のイメージを変えてしまいました。火山灰で埋まったものだそうで、大変保存がよく、羽毛の跡が残っているとのことです。
恐竜の全盛はジュラ紀から白亜紀にかけてですが、その前の三畳紀の化石からも羽毛の痕跡が発見され、二次的に退化したものを除いて、すべての恐竜が羽毛あるいはその進化途中の構造体を持っていたのであろうという考えが、最近の風潮のようです。
ヘレラサウルスは三畳期に生息していた非常に原始的な恐竜ですが、それさえも模型は羽毛で覆われていました。
おなじみのティラノサウルス類ユティランヌスも羽毛でデコレーションされていて、大きなイメージチェンジです。
これが羽毛の化石です。矢印の下2カ所のかなり広い場所に多くの羽毛跡が見えます。
ミクロラプトルに至っては、見た目鳥ですね。
このような図からも想像されるように、現代の鳥類は恐竜直系の子孫です。生物学的には恐竜と呼んでもいいわけですが、混乱を招く可能性があるので通常そうは言いません。
巨大な竜脚類の首を4つ並べたのは、豪華ですばらしいディスプレイでした。このような草食性の恐竜たちも、少なくとも子供の頃は羽毛を持っていたであろうというのが現在の考え方のようです。彼らは立ち上がって首を伸ばすと、あの高い幕張メッセの天井にも届きそうなくらい巨大だったと思われます。
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