2012スーペルコパ 1stレグ: バルサ好調 しかし・・・
スーペルコパは今シーズン最初のクラシコ。カンプノウは大盛況です。スケジュール的にレギュラーを出すのは無理だったガンペール杯はサンブドリアに敗戦。これはバルサが主催するカップ戦だけに(ガンペールはバルサの創始者)、リーガ翌日に押し込むとは相手チームに失礼です。同様なスケジュールでやるのなら、来年からは中止すべきでしょう。どうしてほかのプレシーズンマッチを断って、この試合を前に持ってこられなかったのか不可解です。
バルサFW:サンチェス・ペドロ・メッシ、MF:イニエスタ・チャビ・ブスケツ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。ダニは長く伸ばしていた髭を剃って出てきました。マドリーは1トップ:ベンゼマ、2列目:ロナウド・エジル・カジェホン、ボランチ:シャビ=アロンソ・ケディラ、DF:コエントラン・ラモス・アルビオル・アルベオラ、GK:カシージャス。ペペとマルセロが出ていないのは、平穏な試合のためにはよいことです。
それにしてもモウリーニョというのは奇矯な人物です。昨年は当時アシスタントディレクターだったティトの目をつねるという暴走をしましたが、それを反省したのか、今日はまるで両面テープでズボンをベンチにくっつけているかのように、最初から最後まで座ったままです。彼のキャラからすると異様な光景でした。
マドリーは例によって守備重視。わずかな隙をみつけて一気に攻め込む作戦です。19分にダニが右サイド深く突入し、中央のメッシにもどしてシュートしましたがはずれます。メッシは25分のFK、32分のシュートも失敗。意気あがりません。32分にはペドロがミドルシュートを打ちましたが、カシージャスがはじき出してゴールならず。35分にはマドリーのCKをロナウドにあわされそうになりましたが、きわどくバルデスがパンチで逃れました。マドリーの守備はさすがに堅実で、0:0で前半終了。
後半9分にはエリア内でサンチェスがラモスに内掛けをくらいますが、今日のレフェリーはファウルをとらないタイプです。その直後逆に攻め込まれ、CKからロナウドに頭で決められてしまいました。マスチェラーノがマークしていたのですが、当てられてしまいました。さすがです。
しかしそれで奮起したのか、直後の後半11分。マスチェラーノから右サイドをDF裏に抜け出すペドロに絶妙なロングパス。これを受けたペドロが決めてくれました。カウンターが得意なチームは、意外にカウンターに弱いのか。
モウリーニョは全く活躍できないベンゼマを下げて、イグアインを投入。さらにカジェホンをディ・マリアと交代。しかし24分にイニエスタがエリア内でセルヒオ・ラモスに倒されて、さすがにこれはPKになりました。倒れた後もラモスがイニエスタを「抱っこ」していました。メッシが決めて2:1とバルサリード。
バルサはサンチェスをテージョに代えてきました。出てきたテージョはなんと坊主頭になっていました。33分にはイニエスタが中央左をドリブルでスルスルと進出。チャビに絶好のスルーパスを出して、チャビが3点目をゲット。バルサらしい素晴らしい得点でした。
マドリーはエジルをマルセロと交代。いよいよ悪漢登場ですが、きょうは何事もなし。バルサはチャビを下げてセスクが登場。3:1で終了ならOKと思っていましたが、なんとここでバルデスがチョンボ。バックパスのトラップが少し長かったのですが、そのまま蹴っていれば問題が無かったところ、ひとつドリブルを入れたためディ・マリアにからまれて失点。あらあら・・・これは大変だわ。サンチャゴベルナベウでのガチンコ勝負となりました。
http://www.youtube.com/watch?v=Rhba-ggzJQw
http://www.youtube.com/watch?v=mMit9P4yvAo
http://www.youtube.com/watch?v=oluhxnJUE9s
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明日から京都に遠征してひと仕事する必要があるので、一週間ほどブログ更新ができません。酷暑をなんとか乗り切りたいものですね。では・・・。
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