MLBvs阪神タイガース@東京ドーム:不都合な真実
日曜日に東京ドームに行ってきました。ほぼ半年ぶりでしたが、すごい賑わいぶりにびっくりしました。阪神タイガースvsシアトル・マリナーズなので、読売巨人軍ぬきの東京ドームというめずらしい試合です。普段よりも高価な料金設定にもかかわらず、41番ゲートへの道は遠く(球場の設計ミス)、アリの行進のようにのろのろとしか進まず、入場するのに30分くらいかかりました。有名無実の金属探知機検査などやっているからこんなことになるのです。持ち物チェックも41番ゲートがある限り、ちゃんとできるはずもなく、やってますよというアリバイ作りに過ぎません。
巨人抜きでこれだけ人が入るのはひとえに阪神ファンとイチローファンのおかげです。ライトスタンドに比べてレフトスタンドはぎっしりでした。なぜかタイガースは3塁側で、マリナーズが1塁側です。にもかかわらずユニホームはホームのものです。
さすがにイチローで、数少ないマリナーズのヒットの内1本を打ちました。キャッチャーは小宮山。ホームのユニフォームです。
試合は岩田の好投、金本の2ランなどでタイガースの完勝。スクリーンに出ているのは岩田。糖尿病にも負けないで頑張っています。
この試合はイチローがヒットを打ったので、スポーツニュースでも報道されましたが、ひどかったのは月曜日のオークランド・アスレチックス戦。12:6でタイガースが圧勝しましたが、この試合についてはスポルトですら1秒も報道しませんでした(ずっと期待して見ていた者の気持ちになってみてよ)。TBSやテレ朝でもやってなかったようです。MLB有数の名門チームであるアスレチックスの本番直前の完調状態で、タイガースが圧勝したわけですから、これは偉業だと思いますが、全く報道がないというのは日本のマスコミが如何に偏向しているかという証拠だと思います。MLBにとっても、開催者にとっても、メジャーマスコミにとっても不都合な真実だったのでしょう。不都合な真実は、相当追い詰められないと、日本のメジャーマスコミは報道しません。
だからといって、日本のプロ野球がMLBを越えたなどと言うつもりは全くありません。アスレチックスにしても、年俸が高いという事以外に、傘下のチームを7チームもルーキーリーグからトリプルAまで保有しているわけですから、チームの組織が全然違います。
主審はアメリカ人でしたが、日本の審判よりストライク・ボールについては正確だと感じました。これは審判がどれだけ正確に判定しているかを判定する委員会があって、査定するからだそうです。こういう点は日本でもすぐに見習うべきだと思います。
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