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2012年3月18日 (日)

2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第28節 バルサ 不調のセビージャに完勝

Braugranaバルサファンにとって大変心配なニュースが発表されています。左SBのアビダルの肝臓の状態が悪く、数週間以内に肝移植手術を受ける予定だそうです。サッカー選手として再起できるかどうかということよりも、無事に生きていて欲しいと願うばかりです。

今日はセビージャの本拠地アンダルシアのサンチェス・ピスファンスタジアムでの試合。セビージャは強豪チームですが、今シーズンは調子が出なくて、デル・ニド会長は激怒中だそうです。カヌーテとマヌが攻撃の中心で、中盤はレジェス・ラキティッチ・メデル・ナヴァス、DF:ナバーロ・エスキュア・スパビッチ・ルナ、GK:パロップ。対するバルサはFW:イニエスタ・メッシ・ペドロ、中盤:セスク・チャビ、底:ブスケツ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。

今シーズンのペドロは試合には出ているのですが、昨年のような輝きはみられません。調子が悪いような感じはないので、なぜなのかよく分かりません。ともかくシュートが入らないのです。今日も最初のシュートは7分ペドロでしたが、相手に当たってゴールの屋根に落ちました。17分にアドリアーノがスパビッチに引っかけられ、エリア近くの左サイドでFK。チャビがナイスコントロールで左上隅に決めてバルサ先取点。

セビージャは中盤のチェックを厳しくして得点を狙いますが、パスミスは結構多くて助かります。マヌが左からシュートしますがバルデスがはじいて何事も無し。そのうち25分イニエスタからメッシにきれいなスルーパスが通って、受けたメッシがDFをひとり股抜きで交わし、GKはループで交わしてゴール。

非常に危なかったのは32分、ピケの前でワンバウンドした球を後ろにいたカヌーテにさらわれてヘディングされますが、バーに当たって命拾い。そのあとまたカヌーテに右からシュートを打たれますが、アドリアーノが何とかさわってセーフ。バルサもセスクが1:1を決められないなどチャンスを逸して前半終了。

後半はしばしばバルサの左サイドをナヴァスやカヌーテに走られてピンチを招きましたが、セビージャの決めて不足もあって得点成らず。バルサもダニが右サイドから再三クロスを上げますが、決められず大味な感じで試合終了。アビダルがいないわけですから、アドリアーノがもう少しやってくれないとバルサはピンチです。かといって今日も先取点はアドリアーノの上がりでとったFKですから、守備に専念されても困るので悩ましいところです。これでアドリアーノが故障でもしたらどうなってしまうのか。試合終盤にアドリアーノはプヨールと交代しましたが、めずらしくペップがアドリアーノに激怒していました。

サンチェスが最後に出てシュートしますが決まらず。メッシ以外の点取り屋、ペドロ・セスク・サンチェスの輝きが消滅しているのが、バルサのつらいところです。メッシを意識する余り、自分のプレーができていないのではないかとも感じます。マドリーが全く負けないので、リーガは全く盛り上がりません。マドリーは選手層が厚いですね。ハードスケジュールでバテて負けることがないのでしょう。今日バルサは勝ったので、イニエスタは出場した最近50試合で一度も敗戦がないそうです。

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